意外と忘れがちなフッターの存在

サイトを作成していくにあたり、
コンテンツの追加やバナーの配置や色味などデザイン決めや修正などを行いますよね。

その時にフッターの存在を意外と忘れていたり、
なんとなく設定した、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。フッターはサイトの中でも目立つ部分ではないですが、しっかりと役割があります。

そこで今回はフッターについて、その役割とSEOの効果についてお伝えしていきます。

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フッターとは

フッターとは、WEBサイトの下部に常に表示されている要素のことで、
基本的には全ページ共通のものが表示されています。

また、ページ下部に表示される要素がフッターに対してページ上部に表示される要素のことをヘッダーと言います。

ヘッダーはファーストビューで目に入る部分なので、
最適化し忘れることも少ないと思いますが
フッターはページの一番下までスクロールしなければ見えない部分なので、その重要性を忘れてしまいがちなところでもあります。

フッターの役割とは

WEBサイトにおいてフッターも最適化することが大切であり、フッターはユーザーの満足度にもつながる部分です。
フッターの役割としては以下のようなことがあげられます。

サイトマップ・ナビゲーションとして

フッターには各ページのリンクが設置されます。
ユーザーがサイトにアクセス後、ページ下までスクロールしたにもかかわらず探している情報が見つからない、という場合もあると思います。

そんな時にフッターが適切に設置されていれば、フッターに並ぶリンク先からコンテンツを探し、ユーザーはサイト内を回遊する可能性が高くなります。
しかしフッターが最適化されていない場合、ユーザーはコンテンツを把握できずに離脱する可能性も出てきてしまいます。

フッターには、グローバルナビゲーションよりもサイト全体のコンテンツが並んでいるので、ユーザーはサイトの全体像を把握しやすくなります。

デザインとしてサイトのバランスを整える

サイト全体のバランスを考えた時にも、フッターは欠かせない役割を持っています。
サイトトップだけを綺麗に整えるのではなく、ページの下まで全体的に整合感をつけて、
違和感なくまとまりのあるデザインはWEBサイトを作成する上で重要なことです。

また、サイトのデザインに合わせて
フッターをテキストのみでシンプル、クールな雰囲気にしたり
遊び心があるようなサイトやポップなサイトの場合は、フッターにアニメーションを入れてみるなど、フッターもデザインにおける役割があるのです。

重要なリンク先・コンバージョンなどの導線を設置

サイトにアクセス後、ページを下まで見てからお問い合わせなどの次の行動に移るユーザーは多くいます。
ですので、フッターのリンクはクリックされる可能性を期待できる箇所でもあります。

また、コンテンツを見た時にお問い合わせや資料ダウンロードなどへのリンクを見逃してしまったユーザーも中にはいるでしょう。
フッターにカテゴリーページや一番読んでほしいページへのリンク、
お問い合わせや予約ページに誘導するバナーを設置することは、ユーザーの再誘導やユーザーの取りこぼしを防ぐことにつながります。

スマホでの操作性

スマホやタブレットはスクロールしやすいこともあり、デスクトップから閲覧するユーザーに比べて意外とページ下部まで閲覧しています。
そのためスマホで見た時のフッターも見過ごせない要素の一つとなります。

また、スマホは片手で操作できる範囲に、ある程度情報が揃っていることもサイトを作成する上でポイントになるでしょう。
例えばスマホユーザーにとって使いやすいサイトにするために、スマホサイトには固定でフッターバーを設置しておけば操作性も向上します。

ただ、レスポンシブの場合、スマホで見た時にページが長くなりすぎてしまうことがあると思います。
その場合はハンバーガーメニューに格納してしまうことも打開案です。

フッターのSEO効果とは?

WEBサイトの中でフッターも大切であることをお伝えしましたが、
やはり気になるのはSEOの効果ではないでしょうか。
これは結論からお伝えすると、フッターのリンクはSEOに直接的な効果はないのです。

ですが、フッターのリンクは内部リンクなので、内部リンクが設置されていればユーザーはサイト内を移動しやすくなります。
サイトを回遊できれば探していた情報以外にもユーザーは追加で情報を得られるので結果的にユーザー満足度の向上にもつながります。

ユーザーの滞在時間が伸びることは、コンバージョンにも関係してきます。
ですのでフッターには直接的なSEO効果がないとはいえ、最適化しておくことでサイトに良い影響を与えるということは言えるでしょう。

まとめ

WEBサイトにおいてフッターは、ユーザー体験の向上にも関係する欠かせない部分なのでフッターの最適化も忘れないようにしましょう。

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