URLにキーワードが含まれるとSEOで評価されるのは本当か

効果はあるが・・・?

本当であれば、検索上位に来るページURLがキーワードを含むものになるはずです。
しかしながら、検索をしてみると結果は様々です。
連番で数字のもの、英語のもの、ページの内容から作成した英文字のもの…いろいろですね。

Googleの見解では「小さくではあるが効果がある、必ず行うようにというものでもないが」ということ。

どちらかと言うとその前に、カテゴリーなどでディレクトリをきちんと整理しておくほうが良いのではないでしょうか。
もし、ホームページの作成にワードプレスを利用しているのでしたら、パーマリンク設定をしっかり行うことがポイントです。

パーマリンク?

https://test.com/tokyo/minato/akasaka

パーマリンクとは、このようにページごとのURLとして設定されるもので、「tokyo/minato/akasaka」の部分があてはまります。
大きなカテゴリー、カテゴリーに紐付いたページ番号やページタイトルを用いて設定しますが、わかりやすくカテゴライズされた形式であることが重要です。
ちなみにこの「パーマリンク設定を変更する」ことはすなわち「URLを変更する」ことですから、一度決めるとそう簡単には変更できません。
コロコロ変更すると、その度にURLが変更されるのでリンク切れやエラーを起こしてしまう可能性があります。

引用元: サイトの階層を整理する-Googleヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja

日本語URLはSEOに得!という都市伝説

ブラウザによっては日本語を認識できず、いくつかの数字と%が組み合わさったもので表現されていることもあります。
一節によると、ページを構築している言語とURLの言語も同じであることが良いというのもあるのですが…
今の所、これによるSEO的な効果はなく、かと言って悪影響もないというのが正確なところです。

しかしながら、NGではありませんがURLは「わかりやすいもの」を推奨しているところから、基本的には英数字の使用をオススメしています。
URLは短くわかりやすいほうが覚えてもらいやすくもありますからね。
また、URLを誰かに伝えようとコピーした場合、SNSなどに貼り付けると日本語部分がうまく認識されず「https://test.com/%E747%E44」というURLになって表示されることがあります。
もしくは「https://test.com/日本語URL」の「日本語URL」の部分にリンクが適応されず文字として認識されることもありますね。
共有・拡散を狙う場合を考えできるだけ分かりやすく押しやすいURLであることは大切なことです。

スパム行為を知る

1つのURLの中に複数回キーワードが含まれるとスパム行為である

例えば

「https://slash.co.jp/slash/slash-slash.html」

スラッシュ株式会社のホームページの「スラッシュ」というカテゴリーの「スラッシュ」という記事ですよ。
となりますが、URLがslash祭りです。
階層をきちんと作り伝えたいことはわかりますが、一つのURLの中に複数回同じキーワードが入っていることはスパム行為としてみなされます。

サイトの階層を整理する-Googleヘルプの中の「コンテンツの情報を伝えるわかりやすいURL」ご参照ください。避けるべき方法として過度なキーワードの入ったURLが挙げられています。

ページの内容に合わせたURLにする

いくつかの記事をまとめるカテゴリーを作る時、ページを作る時には無いように応じたURLを作成するようにしていきましょう。
例えば、「今日のランチ」についてのページを作りたい場合

title:今日のランチ
URL:slash.co.jp/denner/

こうなっていた場合、「ランチ」の特集であるはずなのにURLはディナー。
内容が一致せずわかりにくくなってしまいますね。

わかりやすいURLを作成する

日本語URLのパートでもお話しましたが、シンプルなURL構造であることはGoogleも推奨しています。
引用元: https://support.google.com/webmasters/answer/76329?hl=ja

わかりやすいURLでページを作成しよう

と、言うことで巷は様々なSEOの噂が飛び交っていますしSEO会社と呼ばれるようなところからいろいろな話を聞くこともあるでしょう。
明確な正解がなく、移り変わりも早い世界なので致し方ないことかも知れませんが、迷った時には今一度「シンプルでわかりやすいこと」を思い出してコンテンツやページの作成に励みたいものです。