不動産集客において、SNS活用は今や欠かせない戦略です。

なぜなら、コロナ禍を経て非対面のニーズが定着し、住まい探しの起点がデジタルへと移行したからです。

SNSならポータルサイトだけでは接触できない、潜在層などへも無料でアピールできます。

とはいえ「本当に反響があるのか不安」「どのSNSを活用すればいいのかわからない」という方も多いでしょう。

そこで本記事では、不動産集客でSNSを活用するメリット・デメリットや活用方法、成功事例などを解説します。

不動産集客でSNSを活用する3つのメリット

不動産集客でSNSを活用した方がよい理由は、従来の広告にはない強みがあるからです。

主なメリットは以下の通りです。

  • 広告費をかけず無料で情報発信できる
  • 写真・動画で物件の魅力を直感的に伝えられる
  • ポータルサイトを見ない「潜在層」に届く

それぞれ詳しく紹介します。

広告費をかけず無料で情報発信できる

SNSでの集客は、コストをかけずに始められるのがメリットです。

SNSはアカウント作成も日々の投稿も、基本的に無料で行えます。

そのため、大手のような多額の広告予算を組めない中小企業であっても、参入しやすいです。

ユーザーにとって魅力的な情報を継続して発信すれば、無料でも大きな集客を得ることが可能です。

写真・動画で物件の魅力を直感的に伝えられる

視覚的な情報を瞬時に届けられるのが、SNSで集客をする魅力です。

「この家に住みたい」と思わせるには、文章よりも画像や動画の方が圧倒的に有利です。

たとえば、おしゃれな内装を動画で紹介すれば、ユーザーはまるで実際に内見しているような「疑似内見」を体験できます。

パノラマ写真やルームツアー動画を活用することで、没入感のある訴求が可能です。

ポータルサイトを見ない「潜在層」に届く

SNSでの集客は、まだ物件探しを始めていない未来のお客様にアプローチできます。

ポータルサイトは、すでに引っ越しを決めている顕在層しか利用しません。

一方でSNSは、なんとなく眺めているだけのユーザーに対しても、おすすめ機能を通じて物件情報を届けられます

「いい部屋があれば引っ越したい」と考えている幅広い潜在層と接点を持てるのは、SNSならではのメリットです。

不動産集客でSNSを活用する3つのデメリット

不動産集客でメリットが多いSNSですが、注意した方がよい点もあります。

運用を開始する前に、以下のデメリットを把握しておきましょう。

  • 運用には時間と人手が必要
  • 炎上するリスクがある
  • 成果を出すための分析が不可欠

運用には時間と人手が必要

SNSでの集客で成果を出すためには、継続的な努力が必要です。

認知度を高めてフォロワーを増やすには、高頻度での更新が求められます。

しかし、日々の業務に加えて、投稿するネタの選定や画像・動画の制作を行うのは、スタッフの負担になりがちです。

専任の担当者がいない場合、本来の業務を圧迫する可能性があります。

炎上するリスクがある

SNSは拡散力が高い反面、情報の扱いには細心の注意が必要です。

不適切な発言や、事実に基づかない誤った情報を掲載すると、批判が殺到する恐れがあります

一度失った社会的信用を回復するには、膨大な時間と労力がかかります。

また、事実無根の悪い口コミが広まるリスクもあり、日頃からのモラル教育や投稿内容の精査が必要です。

成果を出すための分析が不可欠

SNSでただ投稿を続けるだけでは、集客にはつながりません。

「どの投稿に反応があったか」「何が成約に結びついたか」を数値で分析し、改善し続ける必要があります

SNSのアルゴリズム(表示の仕組み)は常に変化しているため、専門的な知識を持った人材の育成や、外部の知見を取り入れることも必要です。

【用途・ターゲット別】SNSの種類と活用方法

SNSにはそれぞれ特性があるため、自社のターゲットに合ったツールを選ぶことが成功への近道です。

SNS種類 メイン層 特徴 不動産集客での強み
Instagram 10〜30代 画像・動画 内装や外観の視覚的アピール
X 10〜30代 短文・拡散 キャンペーンや情報の拡散
YouTube 全年代 長尺動画 ルームツアーや専門解説
TikTok 10〜20代 短尺動画 テンポのよい物件紹介

視覚で攻める「Instagram」:若年層向け

Instagramは、ビジュアル重視の物件アピールに向いています。

10〜30代の利用者が多く、とくにデザイナーズ物件やリノベーション物件などの映える写真と相性が抜群です。

ハッシュタグや位置情報機能を活用すれば、特定のエリアで探しているユーザーを絞り込めます。

近年は短尺動画のリールも人気で、物件の雰囲気を擬似内見のような臨場感とともに伝えることが可能です。

拡散力で広める「X」:認知拡大向け

情報の広がりやすさを重視するなら、X(旧Twitter)を活用しましょう。

リアルタイム性が高く、リポスト(拡散)機能によってフォロワー以外にも瞬時に情報が届きます

たとえば「ギフトカードが当たるプレゼント企画」などのキャンペーン告知を行えば、短期間で認知を広げることが可能です。

ユーザーと直接やり取りして、親しみやすいブランドを作るのにも向いています。

動画で詳しく伝える「YouTube」:信頼獲得向け

物件の魅力をじっくり深掘りしたい場合は、YouTubeがおすすめです。

長尺の動画は静止画よりも情報量が多く、視聴者の信頼を得やすいです。

10分前後のルームツアー動画を公開すれば、自宅にいながら内見しているような体験を提供でき、物件の細部まで解説できます。

幅広い年齢層にアピールできるため、ファミリー向け物件や注文住宅の紹介にも適しています。

バズを狙う「TikTok」:若年層・潜在層向け

フォロワーが少なくてもバズるチャンスがあるのがTikTokです。

独自のレコメンド機能により、数十秒の動画が次々と再生され、フォロワー以外のおすすめに表示されやすいのが特徴です。

若年層への訴求力が強く、学生向けの一人暮らし物件などをテンポよく紹介するのに向いています

たとえば、玄関からバルコニーまでを20秒で見せるような、スピード内見動画が人気を集めています。

SNSを活用した不動産集客の成功事例

実際に成果を出している企業の共通点は、各SNSの強みを最大限に活かしていることです。

ここでは、SNSを活用した不動産集客の成功事例を紹介します。

Instagram|画像と間取りの工夫でファン化(グッドルーム)

グッドルームは、おしゃれな写真と間取り図をセットで投稿するスタイルで支持を集めています。

リール動画を用いたルームツアーも定期的に配信しており、ユーザーが「ここで暮らしたらどうなるか」という具体的なイメージを持てるよう工夫されているのが特徴です。

「いいね」をしたユーザーには、DMで詳細な内容を伝えるなど、密なやり取りで集客につなげています。

出典:Instagram @goodroom_jp

X|参加型企画でフォロワー増加(アットホーム)

アットホームは、ユーザー参加型のキャンペーンを駆使して反響を得ています。

Amazonギフトカードが当たる企画で投稿を拡散させつつ、アンケート機能でユーザーの生の声を聞くなど、積極的なコミュニケーションを展開

また、著名人のショート動画など、共感性の高いコンテンツでブランドイメージを高めています。

出典:X(旧Twitter)@athome_co

YouTube|専門家の深い解説で信頼を構築(YouTube不動産)

一級建築士の資格を持つ印南氏が運営するこのチャンネルは、専門知識を武器にしています。

「後悔する間取り」など、ユーザーが抱える不安や悩みに答える有益な解説動画が話題です。

単なる物件紹介にとどまらず、プロの視点からアドバイスを行うことで、視聴者からの強い信頼を獲得しています。

出典:YouTube @youtube_fudousan

TikTok|ショート動画で物件を高速PR(スタイリー不動産)

スタイリー不動産は、20秒前後の短い動画でおしゃれな物件を紹介しています。

特徴はサムネイルの工夫です。

物件の魅力が一目でわかる文字を載せることで、視聴者が興味を持つ確率を高めています

また、動画の左上に間取り図を載せているため、ユーザーが空間を把握しやすいです。

このようなユーザーの離脱を防ぐ細かな工夫をすることで、集客へとつながります。

出典:TikTok@stylee.estate

SNS集客の成果を最大化させる方法

SNSで興味を持ったユーザーの多くは、店名を検索して、ホームページを訪れます

最終的なゴールである来店・成約につなげるには、受け皿となる情報の整理が必須です。

ここでは、成果を最大化させるために重要な、以下の方法を紹介します。

  • Googleビジネスプロフィールの最適化
  • 自社ホームページの導線設計

Googleビジネスプロフィールの最適化

SNSで社名を知ったユーザーが最初に見るのが、Google検索の結果です。

そこで大切になるのが、Googleビジネスプロフィールの最適化になります。

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップや検索結果に店舗情報を表示させるツールです。

店名を検索した際、正しい住所・高評価の口コミ・魅力的な店内画像があると、ユーザーの安心感が高まり来店につながりやすくなります

SNSと連携させて最新の投稿を反映させるなど、常に動いている印象を与えることが重要です。

自社ホームページの導線設計

SNSで集客した後、契約を取るには自社サイトへの導線が欠かせません。

SNSから流入したユーザーが「どのページを見ればいいかわからない」と迷ってしまうと、すぐに離脱してしまいます

反響を取りこぼさないためには、以下のようなサイト作りを意識しましょう。

  • 直感的に探せる検索機能:エリアや条件からサクサク物件が見つかる操作性。
  • 迷わせない問い合わせボタン:どのページにいても、すぐに相談予約や資料請求ができる配置。
  • 信頼を生む店舗・スタッフ情報:SNSで興味を持ったユーザーに安心感を与える充実したコンテンツ。

「SNSで集める、サイトで決める」という一貫した流れを作ることが、集客成功のルートです。

自社ホームページの導線を整えたい方には、不動産会社様向けに特化したホームページ作成ツール「Reblo(リブロ)」がおすすめです。

不動産集客に欠かせない要素を、プロのノウハウで凝縮しているため、SNSからのユーザーをスムーズに成約につなげる導線が整っています。

気になった方は、お気軽にご相談ください。


不動産専門のホームページを作るなら「Reblo(リブロ)」 

まとめ

不動産集客において、SNSは強力なツールです。

短期的な成果を求めるのではなく、長期的な視点でフォロワーと信頼関係を築くことが成功の鍵になります。

各SNSの特性を理解して自社に合ったものを選び、運用を進めていきましょう。

また、SNS集客を成約へとつなげるには、Googleビジネスプロフィールや自社ホームページを整えることも大切です。

確実な集客基盤を作りたい方は、不動産会社様に特化したホームページ作成ツール「Reblo(リブロ)」をご利用ください。

SNSで集めた関心を、確かな反響へと変えるお手伝いをさせていただきます。