マーケティングに携わっているとたくさんの新しい用語に出会います。
聞いたこともなければ意味もわからない、そんな言葉が最初はたくさんあると思います。
企業のWEB担当者の方なども、この後ご紹介する用語の中には
使ったことはなくてもよく耳にする言葉などもあるのではないでしょうか。
今回はその中でも「C」から始まる用語をご紹介していきますが、
どれもCから始まる3文字のもので少し似ているため覚えるまではゴチャゴチャになってしまうこともあると思います。
○○の意味だと思っていたら違っていた、なんてこともあるかもしれないですよね。
ということで、ぜひこの機会に覚えてみてください。
Contents
ここは押さえたい!頭文字「C」のマーケティング用語
CV(コンバージョン)
CVはサイトの成果のことで、サイト運営側が決めた、サイトの目標へユーザーがアクションをすることです。
CVの内容は、サイトによって異なります。
例えば、商品の購入やお問い合わせ、資料請求などがあります。
サイトを運営する上でその目的・目標を設定することは必ず必要になります。
CVR(コンバージョンレート・コンバージョン率)
CVRはコンバージョンした人の割合のことです。
サイトに訪問した人の中でどれくらいの人がコンバージョンに至ったかを表します。
CVRを出すことによって、WEBサイトの施策に対する効果検証・改善に活かすことができます。
CVR=CV÷訪問数・ページビュー数
CTR(クリックスルーレート)
CTRはクリック率のことで広告や検索結果が表示された際にクリックされた割合を表します。
インターネット広告では、CTRが高いほど広告がクリックされたことを意味し、効率が良いということになります。
CTRが低い場合には、タイトルやスニペットを見直したり、
広告の内容がユーザーに合っているか、惹きつけられるものかということなどを見直します。
また、質の高いコンテンツで検索結果に上位表示されればCTRは高くなります。
CTR=クリック数÷インプレッション数
インプレッション数は表示回数のことを指します。
CPC(コストパークリック)
CPCは、広告効果をはかる指標で、クリック単価のことです。
CPCが低いほど広告の費用対効果が高いとみなされます。
CPC=コスト(かかった広告費)÷クリック数(その広告で獲得したクリック数)
CPA(コストパーアクション)
CPAはコンバージョン1件あたりにかかった広告費用のことです。
CPAが低いほど費用対効果が高いといえます。
1コンバージョンの獲得に費用がかかりすぎている場合には広告費用を見直すことも必要です。
CPAを求めることで広告への施策と改善において役立てることができます。
CPA=コスト(かかった広告費)÷コンバージョン数
例えば広告費用を100万円かけて、コンバージョン数が1000件だった場合CPAは1000円となります。
CPL(コストパーリード)
CPLはリード1件を獲得するためにかかった費用のことで見込み客獲得単価・リード単価のことです。
リード(Lead)は、マーケティングにおいて「見込み顧客」を意味します。
CPAだけでなく業種形態によってCPLを指標にする場合もあります。
CPL=リード獲得にかかった費用÷獲得したリードの件数
例えば、リード獲得にかかったマーケティング施策の費用が10万円で、1,000件のリードを獲得した場合、
下記のような計算でCPLを求めることができます。
CPL=10万円÷1,000件=100円
この場合、リード1件当たり100円ということになります。
CTA(コールトゥアクション)
CTAは行動喚起を意味します。
サイトを訪問したユーザーに対して、具体的な行動へ誘導することです。
商品の購入や資料請求などの行動を喚起させるためのWEB上のテキストやバナーボタンなどを指します。
「今すぐ問い合わせる」「無料で資料ダウンロード」などのボタンもCTAの一つです。
商品購入・資料請求・見積もり・会員登録・メルマガ登録…
このような行動を促すためにCTAは設置されます。
ユーザーをコンバージョンに導くためのものになります。
ユーザーに何をしてほしいかを考えてCTAを設置する必要があります。
CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
CRMは、顧客管理・顧客関係管理のことで
顧客との信頼関係を構築するためのマネジメント手法です。
顧客との関係性を高めるために顧客情報の管理・分析を行い、
顧客ロイヤリティを高め、収益の拡大を図るための仕組みを指します。
CRMによって顧客の行動パターンを把握し、そのニーズに合ったものを提供できるようになります。
まとめ
「C」から始まるマーケティング用語をいくつかご紹介しました。
これだけでも他の用語と似ているものが多く、
「これはどっちの意味だっただろうか?」と意味が混合してしまうことがあると思います。
覚えておきたいマーケティング用語はたくさんありますが、まずは、特によく使う・社内で耳にするという用語はしっかりと押さえておきましょう。