サイト内検索からユーザーの行動と思考を知る
分析してますか!
ということで、今回はコンテンツの作成をする上でネタ探しにも丁度いいサイト内検索についてご紹介したいと思います。
以前このコラムで少し触れました。
Google検索順位の変動と検索結果に表示されるページ数の話
サイトに訪問したユーザーがどんな興味を持ってコンテンツを探していたのかを知ることで、更新の方向性やコンテンツの修正をするきっかけを探ってみましょう。
アナリティクスから確認できれば日々の分析とセットで行いやすいですしね。
アナリティクスでのビュー設定
サイト内検索はビューごとに設定する必要があります。
ビューの中にある項目を操作します。
クエリパラメータにサイト内検索で生成される検索パラメータを設定します。
クエリパラメータの設定
例えば、このサイトで「レスポンシブ」というキーワードを使って検索を行った場合。
URLの末尾にある「?」以降がパラメータとなりますが、クエリパラメータに設定するべき文字は「s」のみです。
また、設定できるクエリパラメータは5つまでカンマ区切りで指定することが出来ます。
アナリティクスのヘルプも活用して下さい。
https://support.google.com/analytics/answer/1012264
サイト内での検索結果を知る
ユーザーがサイト内で行った検索のレポートは、以下のようにアナリティクス上で確認することができます。
ユーザーが検索したキーワードの結果を確認することができます。
また、その下に出てくる「検索ページ」ではユーザーが検索に利用したページを確認することができます。
ユーザが探していたコンテンツは何だったのかに近付く
どんなコンテンツを見ているときに、どんなキーワードに興味を持ちサイト内でもっと調べようと思ってくれたのかを調べてみましょう。
検索数が多いキーワードに関しては新しいコンテンツを用意して更にユーザーの疑問を解決できるように整える、もしくは現在の記事がわかりにくいものであれば内容を見直して追記するなど改善を測ることができます。
検索されているキーワードに基づくコンテンツがサイト内にない場合、ユーザーの興味や知りたいこととマッチングが出来ないために離脱が高くなってしまったりコンバージョンが低下したりするかもしれません。
ユーザがサイト内で何を調べようとしていたのか、どんなコンテンツに興味を持っているのか…
流入キーワードや広告のキーワードと照らし合わせてみることや、今後のコンテンツ作りの方向性を見直す良い機会になるのではないでしょうか。
ひとつひとつは小さなキーワードですが、チリも積もればなんとやら。ユーザーを逃さないコンテンツ作りに励んでいきたいものです。