Google検索順位がなんだか変わった気がする話

パンギンからのお知らせ
7月11日頃からGoogle検索の順位に変動があったと少し賑わっていました。
コアアルゴリズムのアップデートにより順位に変動があり、2019年7月18日辺りが変動のピークになっていたようです。
なにかの条件がはっきりしていたりするものではなさそうなので、引き続き経過観察は必要ですね。

そして、もう一つ気になるアップデートがあったのが2019年6月7日のことです。

同じドメインから検索結果に表示されるページの制限について

検索結果を同じサイトのページが埋め尽くす…という現象を制御するためか、アップデートが行われました。
現在、同じサイトのページは検索結果に2つまで表示されます。

おや?そういえば昔はそんな制限があったような…?
そう、実は2010年頃までGoogleでは1ページに同じドメインから表示されるのは2つまでとなっていました。
2010年頃を境にその制限がなくなって、同じドメインからでも幾つかのページが検索結果に表示されていたのです。

がしかし。
やっぱり探しにくいよね!色んな情報があった方が良いよね!ということなのでしょうか。
現在は1ページに表示される件数は2つまでです。
これはサブドメインも含めて同じサイトとしてみなされるようになっています。
ただ、関連性があるとGoogleが判断したページやドメインはこの限りではありません。

Google検索イメージ

例えば、これは「台風 twitter」で検索をした結果です。
台風情報をリアルタイムで知りたいなと思った時、ある特定のところで探そうと思った時…
こうした特定条件では同じドメインから3つ以上のサイトが検索結果に表示されます。
これはユーザーの利便性を高めるための結果だということでしょう。

サイトの中で検索される言葉を知る

フリーワード検索をサイトの中に持っているのであれば、ユーザーの思考を知る手助けになることがあります。
サイト内検索でユーザーが検索に使ったキーワードをアナリティクスで確認することができます。

行動>サイト内検索>サイト内検索キーワード

まず、ビュー設定においてサイト内検索のトラッキングをONにする必要があります。
詳しくは、アナリティクスのヘルプをご覧ください。
引用元: https://support.google.com/analytics/answer/1012264?hl=ja

ユーザーが興味を持っているキーワードを深堀りするきっかけになる良いツールではないでしょうか。

良質なコンテンツのために

良質なコンテンツ、サイトを作るアドバイスとしてGooleが公開している記事がありますが、これは今でも有効で
サイトを作っていると時々「これからどうしていこうかな」と考えることや戸惑うことがあります。
同じテーマで更新し続けるというのも根気が必要なことですから。
そんな時に、振り返るようにみて「そうだよな」と思ってはまた作成に取り組むのです。
特に類似の記事や重複はありませんか?と尋ねられる一文を見るとドキッとしますよね。

引用元: https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html

今回のアップデートについても、検索結果に多様性を持たせ様々な情報を提供できるようにするためのアップデートということで、検索順位を変動させるという意味合いでのアップデートではないようです。
(実際に同じドメイン配下のページが検索結果に沢山表示されていたのが2つに絞られて、繰り上げ当選的に表示され順位が変わったと思うことはあるかもしれませんが)

結局はサイト全体を通してユーザーにとって「便利であること」(役立つ、情報を得られるということを含め)を念頭に置いてコンテンツ作成を進めていくことという、ある種いつもの結論に落ち着きます。

こうした順位の変動やアップデートは繰り返し起きますので、その度に慌てることのないようにコンテンツの中身は実のあるものを更新しておきたいですね。
SEOは難しいけど難しくない…!!と思いたいものです。奥が深い。