先日、SEOスパムについてのコラムを公開しました。(リンクファームとはの記事)
ペナルティを受けますし検索システムのプログラムもアップデートが繰り返され

パンダとペンギン、ハミングバードとSEOやユーザビリティに関する検索システムのアップデートは頻繁に繰り返されています。
そして、今ではリンクファームもキーワードの詰め込みもスパム判定されますし、
位置情報を活用した検索結果の表示などかなりの進化をしています。

さて、この検索結果の順位に影響を与えたりするアップデートには色々な名前がついていて、
それぞれが特徴を持っていることをご存知ですか?
導入された時期や内容について詳しく見ていきましょう。

パンダアップデート

有名なアップデートで、品質の悪いサイトやページ、コンテンツが検索結果の上位に表示されにくくなるように、検索の仕組みを調整するアップデートのことをこう呼びます。
2012年に日本に導入され、その後も何度かアップデートが繰り返されています。

これにより、質の悪い・・・つまり、他のサイトからコピーしてきたものやオリジナル性の低いもの、内容の薄いものなどは評価されない仕組みが導入されました。
そしてパンダアップデートが改良される度に、ユーザーに表示される検索結果も大きく変化することとなりました。

NG
他のサイトからコピーした内容の重複するコンテンツ
内容が薄くユーザーにメリットがないコンテンツ
オリジナル性の薄いコンテンツ
など

ペンギンアップデート

可愛らしい名前が付いていますが、なかなかのやり手です。
ペンギンアップデートはスパムやガイドライン違反をしているページ、サイトに対して検索結果に表示される順位を下げるもの。

検索結果を「よりユーザーが求めるものにするため」の一環と言えるでしょう。
ペンギンアップデートの導入により、リンクファームなどの不自然に作られたリンクやキーワードの詰め込み、隠しリンクなどが評価されなくなりスパムとしてマークされるようになりました。
今では当たり前となったものですが、2012年から導入されたこのアップデートからガラリと検索結果の順位がかわりました。

NG
リンクファーム(SEOを目的にしたリンクのためだけのサイトたち)
隠しリンク
キーワードの詰め込み
価値のないリンク販売サイトからのリンク

余談ですが、
このパンダアップデートとペンギンアップデートに自分のホームページが引っ掛かっていないかを簡単にチェックできるツールがこちら。

その名もパンギンツール
アナリティクスと連携していなければ利用できませんが、
パンダアップデートやペンギンアップデートの他にも、後ほど出てくるモバイルフレンドリーアップデートなど、色々なアップデートのタイミングとユーザー数の変化を見ることができます。
これによりアップデートのタイミングで大きく落ち込んでいれば「まさか」と自分のサイトが対象になってしまったことを疑い
サイトの中身を見直すきっかけにすることができるのです。

ハミングバード

検索のキーワードに対して文脈や関連性を考慮し、より的確な検索結果を表示させるアルゴリズム。
ハミングバード自体は、スパムを撲滅するためのものではなく、検索システムそのものの精度向上によるものといえます。
ハチドリの名前がこのアップデートは、Googleが会話形の検索エンジンを目指す中の一環で、単語が含まれていなくても検索結果に近いものを表示するというスグレモノ。
例えば「東京駅から近いカフェ」を探した時、ホームページに「東京駅」も「カフェ」の文字も入っていなくてもそこが喫茶店や飲食店で東京駅から近い所にあれば表示されるかもしれません。
「OK、Google。ここから近いカフェ」ってやつですね・・・!?

ベニスアップデート

2014年に日本に導入されたユーザの位置情報を検索結果に取り入れる仕組みのこと。
例えば、検索する地域により「ランチ」の結果が変わるなど地域性が重要な検索に対し、ユーザの求める情報により紐付いたものが表示される仕組みです。
飲食店や病院などを検索するときは「それがどんな意味であるか」ということよりも「どこにその施設があるか」ということを知りたいはずです。
これにより正確に応えるためのアップデートです。
ハミングバードと似ていますが、こちらはローカライズされており「検索した場所」を結果の表示に影響させます。
大阪駅の近くで「カフェ」を検索すると大阪駅の近くのカフェが出てきますし、東京駅の近くので「カフェ」を検索すると東京駅の近くのカフェが出てくるのです。
そのため、検索する場所によって結果が変わるということですね。

ピジョンアップデート

地名を含む検索で表示される「地図」の結果に、表示される仕組みが少し変わりました。
これまで7つ程度表示されていたものが、3つほどになり、もしくは表示されないケースもあるようです。

また、地図の結果で表示されたものはその下に出る通常の検索結果には重複して表示されません。
どちらか一方に表示されるということですね。

スピードアップデート

モバイルページの表示、読み込み速度をモバイルの検索ランキングの要素に利用するというもの。
ユーザーが素早く欲しい情報に到達でき、またページの速度が早いことは滞在時間も伸びるということで
スムーズに反応できるサイトに対し有利な判断をする可能性があるというものです。

2018年7月から導入されたもので、モバイルユーザーが増えることによるものでしょう。

ドメインダイバーシティアップデート

2013年、検索結果に大きな変化が起きました。
これまで検索の上位に同じサイトの別ページが並んでいることが多々あったのですが、このアップデートにより
検索結果の1ページあたり、同じドメインのページは2つまでしか表示されないようになりました。
検索結果には様々な情報がある方が有益だという考え方ですね。

健康アップデート

日本国内のみに導入されたアップデートで、医療や健康についての検索結果に根拠がないものが多かったために導入されたものです。
アフィリエイト記事やキーワードの羅列によって構成されていたようなページのランクが軒並み下がり、代わりにクリニックや医療機関によるコンテンツなど、根拠に基づいたコンテンツが評価される状態になっていることが確認されています。

ドアウェイアップデート

色々なキーワードでページを作るものの、クリックすると結局同じところに飛んで来てしまう。
そんなページのことを「誘導ページ」と言います。
アフィリエイトサイトなどでよく見られた方法ですが、Google公式のブログにわかりやすく記載されています。
サテライトサイトを作成する時やテーマサイトを作るときなどは、テーマに沿ったオリジナル性のあるものにすることが大切です。

モバイルフレンドリーアップデート

スマートフォンの普及にともない、モバイル対応がきちんと行われていないサイトについての評価が下がるというもの。
Search Consoleからの通知にある「クリックできる要素が近すぎます」や「幅を超えています」などのお知らせを見たことはありませんか?
これらの要素も評価の一因となり、モバイル端末でのユーザービリティがより重要となっています。
ホームページがモバイルフレンドリーに適しているかどうかはSearch Consoleから確認することができます。
モバイルフレンドリー
このようにSearch Console上でモバイルフレンドリーに対応しているページ数やエラーについて確認ができます。
また、このアップデートはホームページ全体ではなく「ページごとに」対象となる特徴があります。

現在のところ、何度もでてくる「ユーザーにとって使いやすい環境」を整えることが対策の重要ポイントです。
コンテンツが評価されるためには根拠のある、価値のある情報であることが必要ですし
スマートフォンでスムーズに表示ができることも大切です。

使っている画像は大きすぎないか、スマートフォンでクリックする時にボタンやリンクが近すぎて間違えてクリックしてしまうような作りになっていないかなど
気をつけるポイントがありますので、Search Consoleを確認しながらそれぞれのページにエラーが出ていないか、
アップデートに対応できているか確認しておきましょう!