Search Consoleに「ぱんくずリスト」の確認項目ができました

時々アップデートされているSearch Consoleですが
少し前から「ぱんくずリスト」を確認する項目が追加されていました。
また、「ウェブに関する主な指標」としてサイトのパフォーマンスを確認する項目も増えました。
こちらについては前回のコラムで少し書きましたので併せてご覧ください。
コラム「CLS に関する問題: 0.25 超(パソコン)ってなんですかコレ」:https://reblo.jp/media/seo_info/126/

パンくずリスト

さて、今回はこのパンくずリストに出てくる通知の分解です。
ワードプレスのテンプレートを利用して作成した場合、また現在のウェブサイトが制作されてからある程度の期間が経過している場合、その当時とは推奨されるものが変化していたり新しい記述が登場したりしているかもしれません。
もしくは、うっかりマークアップが漏れていたなんてことも。
Search Console上に表示される通知はチェックを欠かさないようにしておきましょう。

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「name」または「item.name」のどちらかを指定してください

「itemprop=”name”」か、「第一階層のタイトル」が入っていない

そのため、パンくずリストがリッチリザルトに表示されませんよというお知らせ。

data-vocabulary.org スキーマのサポートは終了します

itemscope itemtype=”https://data-vocabulary.org/Breadcrumb”

schema.orgタイプへの移行をオススメされています。
対応は任意とのことで、特にSEOへの影響は無いと思われますがアイテムと同じようにリッチリザルトへの表示がなくなるかもしれません。

リッチリザルト?

リッチスニペットとも呼ばれるもので検索結果に表示されます。
スニペット

例えば、ピンクの枠で囲んだタイトルの下に出てくるページの説明文。
主にメタディスクリプションで指定した部分が表示されますが、これもリッチリザルトの一つです。
リッチリザルトにはいくつかの種類があり、それぞれマークアップの方法が異なります。

https://developers.google.com/search/docs/guides/search-gallery

「検索結果でこんな表示を見たことがある!」と思うものがあれば、それはリッチリザルトのマークアップが施されているものでしょう。
マイビジネスなどもその一つなので、見たことがある方も多いのでは?

どうやって表示するんですか?

説明文のようなページやサイトの概要であればメタディスクリプションで指定するなど、構造化データを記載することでGoogleへ情報を提供します。
また、あれもこれも表示したい!ということでマークアップを施したとしてもそれがユーザーにとって良いもので無いと判断された場合、スパム行為としてGoogleより手動ペナルティを受けることがあります。
ガイドラインをよく読みマークアップを行いましょう。

警告やエラー内容を改善するには?

リッチリザルトのテストを行う

https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja

このテストでは問題があればエラーの箇所が具体的にわかります。
リッチリザルトのテスト
エラーの箇所を修正し、次のクロールを待ちましょう。
もしくは「修正の検証」をクリックして再クロールのリクエストを行うこともできます。
しかしながら、手動ペナルティを受けた場合には手動による対策タブより別途申請が必要です。

リッチリザルトへの表示はSEOの順位を直接的に左右するものではありませんが、情報整理をして正しく表示させることのメリットとクリック率の向上を考えた場合、相対的な順位向上への寄与のために丁寧に導入を進めておきたいものだと思います。

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