気づかないうちに起こりうる誤字脱字
ライティングをしていると、誰しも起こりうるケアレスミスの誤字脱字。
もちろん普段から気をつけているとは思いますが、自分では見落としていて気づかないうちに間違えていることもあるかもしれません。
コンテンツ作成やブログ記事をはじめ、
特にビジネスシーンにおいてはメールや資料の中に誤字脱字があると読み手に不快感を与えたり、信頼性にも関わってくるので気をつけたいところだと思います。
そしてコンテンツ作成において「質の高さ」が重要ですが、
誤字脱字があるだけでも質が低く見られてしまう要因になります。
そんな誤字脱字を防ぐためにも、今回は便利なチェックツールをご紹介します。
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Contents
文章校正とは?
そもそも文章校正とは、「誤字・脱字・誤植」を見つけ文法のミスを修正することです。
文章の内容や構成などを変更するのではなく、誤字脱字などを正しいものに修正していくことを指します。
また、文章校正と似た言葉に「文章推敲」がありますが文章推敲は、
文章全体のストーリーから内容、表現方法などを見直して修正していくことです。
文章推敲のポイントについても以前の記事でご紹介しています。
文章校正はなぜ必要?
インターネット上には様々なWEBサイトあり、数多くの情報が溢れていますが、
公開されている記事の中にも「誤字脱字」が見受けられることもあります。
誤字脱字があったとしても、全く読めないわけではないしなんとなく伝わるだろう…と思ってしまうかもしれませんが、
読み手にとっては決して読みやすい文章ではありませんし、コンテンツの質も低下します。
また前述の通り、ビジネスシーンにおける誤字脱字は時に信頼性に関わることもあります。
もちろん、SEOにおいても誤字脱字は避けたいところです。
クローラーがテキストを読み取る時に誤字脱字があれば
人間と同じようにクローラーにとっても読みにくく、正確な情報として読み取られない可能性もあります。
そのためライティング後には必ず誤字脱字のチェックをすることが必須です。
無料で使える誤字脱字チェックツール
文章校正はなかなか一人ではチェックしきれずに、見落としてしまうこともあります。
そんな時に使えるのが便利なツールです。
今回紹介するものは無料なのでぜひ活用してみてください。
Enno
Ennoは、ブラウザで使えて、チェックしたい文章をコピペして入力するだけで簡単に校正できます。
修正が必要な箇所が見つかった場合には、黄色でラインが引かれ表示されます。
また、文字数制限はありませんが、長文をチェックする場合には何回かに分けると動作も重たくならずに使用できます。
Ennoでは、以下のチェックをすることができます。
- タイプミス
- スペースエラー
- 誤字脱字
- 変換ミス
- 入力後の編集ミス
- 文字化け
日本語校正サポート
日本語校正サポートも、Ennoと同様にブラウザで使えるツールです。
Ennoよりも文章表現を細かくチェックすることができます。
修正箇所の表示も、どのレベルでミスがあったのか、問題種別は何かを確認して修正することができます。
また、以下はチェック項目の一部ですが、校正する項目の設定をカスタマイズすることができます。
必要な項目を細かく選択して使用できるので便利です。
- 誤字・誤変換
- 固有名詞表記の間違い
- ら抜き言葉
- 環境依存文字
- 常用漢字表以外の漢字
- 略語
- 二重否定
- 助詞不足 など
文字数制限が1万字までですが、コンテンツやブログ記事のチェックには十分な長さなので不便なく使用できます。
Microsoft Word
Wordは普段から使用している方も多いのではないでしょうか。
そんなWordでも「文章校正機能」を使用して校正ができます。
ワードを開いて上部のメニュータブ「校閲」から「スペルチェックと文章校正」をクリックします。
修正箇所が必要な箇所には文章の下に波線が表示されます。
また、Wordもチェック項目を選択して設定することができます。
校正レベルを上げたい場合はより詳細に設定すると良いでしょう。
詳細設定はメニュータブ「ファイル」から「オプション」を選択して、表示されるメニュー項目の中から「文章校正」をクリックしてスペルチェックの項目を選択できます。
そしてさらに校正レベルを上げたい場合には、文章校正の「設定」をクリックすると設定画面が表示されるので、必要な項目を選択できます。
以下のような詳細項目を設定が可能です。
- 誤り語・誤り表現
- 仮名遣いの誤り・旧仮名遣い
- 助詞の用法
- 「の」の連続
- 二重否定
- 表記の揺れ(カタカナ・送り仮名・漢字・数字・全角半角)
- 常用漢字以外の読み
- 文体(「だ・である」「です・ます」) など
Wordは文書の作成などで使用する身近なものでありながら、
文章校正にも役立つ便利なツールです。
ツールの活用と併せて目視チェックも忘れずに
文章校正はライティングをする上で必ずやるべきことです。
目視で誤字脱字を見落としてしまう可能性もあれば、ツールも100%とは言い切れないのでエラー表示されないこともあります。
誤字脱字に注意しながらライティングをすることはもちろんですが、目視でのチェックと補助としてツールを活用すると良いでしょう。
また、一度時間をおいてから再度読み返すことや、自分以外の人にチェックしてもらうことも有効です。
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