カスタムレポートを活用!
前回までに、「マイレポートの作成方法」「マイレポートとカスタムレポートの違い」についてご紹介しました。
そこで今回は「カスタムレポートの作成方法」をご紹介します。
作成は難しいものではないので、必要な組み合わせのレポートを作成して活用してみてください。
Contents
カスタムレポート作成手順
まず、Googleアナリティクスにログイン後、
カスタム>カスタムレポート>+新しいカスタムレポートをクリックします。
全般情報(タイトル)
ここから具体的にレポートを作成していきます。
カスタムレポートのタイトルは、後で見た時に分かりやすい名称をつけておきましょう。
レポートの内容(名前)
名前はレポートタブの名前を設定します。
カスタムレポートでは、5つまでレポートのタブを作成が可能で1つのレポート内で表示形式やデータの切り替えをすることができます。
1つの指標で良い場合には名前はデフォルトの状態でも問題ありません。
レポートの内容(種類)
種類では、レポートの表示形式を「エクスプローラ」「フラットテーブル」「地図表示」から選択します。
エクスプローラは、時系列の折れ線グラフと表が表示されます。
通常の標準レポートでよく見る形式で、抽出したデータにフィルタをかけて検索したりできる一番ベーシックな表示形式です。
フラットテーブルは、表のみが表示される形式です。
ディメンションを5つまで組み合わせて表にすることができます。
地図表示は、地図上でデータを確認することができます。
地域ごとにトラフィックを確認したり、ディメンションを国・地域に設定した場合は地図表示に設定すると視覚的にわかりやすく把握できます。
レポートの内容(指標グループ)
指標グループでは、セッション・ページビュー・直帰率などの解析したい指標を選択します。
指標グループは1つのタブで5つまで設定でき、1つの指標グループで各指標は10個まで設定できます。
レポートの内容(ディメンションの詳細)
ディメンションの詳細は、分析したいデータの属性を選択します。
ディメンションは最大5つまで設定することができます。
複数のディメンションを設定した場合、エクスプローラ形式のレポートでは内容を掘り下げた時のディメンションが表示されます。
フラットテーブル形式では、ディメンションの組み合わせで表示されます。
フィルタ
フィルタは表示するデータの絞り込みができます。
フィルタ機能を使わなくても、ディメッションと指標を設定すればレポートは表示されるので、
より限定したデータを抽出したい場合には必要に応じて使用すると良いと思います。
ビュー
ビューの設定では、レポートを反映させたいビューの範囲を選択します。
「このアカウントに設定されているすべてのビュー」を選択するとそのアカウントに登録している全てのサイトにレポートが適用されます。
1つのビューに対して反映させたい場合は、「1個のビューを選択」から適用させたいサイトを選択します。
最後に「保存」でカスタムレポートの作成は完了です。
カスタムレポートを共有する
作成したカスタムレポートは、他のユーザーとも共有することができます。
「テンプレートのリンクを共有」を選択するとURLが発行されるので、
共有される側はアナリティクスにログインした状態でそのURLをクリックすれば、カスタムレポートを閲覧することができます。
また、レポートはPDFなどでエクスポートすることもできます。
まとめ
カスタムレポートの作成方法をご紹介しました。
マイレポートに比べより詳細に解析できるカスタムレポートで
サイトに合わせたレポートを作成して、サイトの解析・改善に活かしていきましょう。