今回は「検索ワード」から気になるものをピックアップして解説していく回です。
テーマは「サーチコンソール」。
当コラムへアクセスした人はどんなキーワードで検索をしていたのでしょうか。

検索で登場したキーワードは以下の通りでした。

サーチコンソール 合計クリック数 合わない

おぉ?なるほど、サーチコンソールでの確認方法について検索をし、当コラムにアクセスして頂いたものと思われます。

サーチコンソールの使い方については、もう何度もコラムに登場しました。
モバイルユーザビリティの警告を修正する回手動ペナルティの解除について、またページのインデックスを促進したり重要なエラーが無いか確かめることができるツールです。

さて、その中の機能の1つに「検索クエリ」「クリック数」「表示回数」など、ユーザーがどんな単語でインターネット上の検索をした時に自分のサイトが表示され、またクリックされたのかを知ることができるものがあります。

ユーザーが興味を持っているキーワードを知ることができる役立つ手段ですね。
今回はこの「クリック数」をテーマにしたお話です。

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どのキーワードで検索され、どのくらいクリックされたのかを確認する方法

検索パフォーマンス>クエリのタブから「クリック数」を選んで確認するとキーワード別のクリック数や表示回数を確認することができます。

おそらく、ここの表に出てくる数字を合計しても「合計クリック数」と合わないじゃないか!という疑問ではないでしょうか。

サーチコンソールダッシュボード

そんな時は「ページ」のタブへ移動して「クリック数」を見てみましょう。
どうです?これで多くの場合は表と合計クリック数の数が一致するのではないでしょうか。

検索されたキーワードでどのページが表示されているのかを知る

「ページ」のタブでは、

  1. ページの中からどこかURLをクリックする
  2. クエリのタブを開く

すると、そのURLを対象として「どんなキーワードで検索された時に表示され」「どのくらいクリックされたか」を調べることができます。

それでも「合計クリック数が合わない」場合に考えられること

さて、このちょっとわかりにくい仕様ですがGoogleのサポートには以下のように記載されています。

Search Consoleでなんらかのパターンのデータ不一致が見られる場合があります

引用元: Search Consoleヘルプ

なるほど。
ヘルプの中には色々と書かれていますが、ざっとまとめると以下のような場合に「クリック数が合わなくなる」ことが考えられます。

  1. グラフの合計のほうが大きい
  2. 表の合計のほうが大きい
  3. ユーザーのプライバシーのため
  4. キーワードの定義が違うとき
  5. データが存在しなかった

ということで、このクリック数が合わないという現象はある種仕方のないことというか「仕様です」案件なのです。
身も蓋もない。

検索順位も違うんですけど!?

同様に検索アナリティクスで表示される掲載順位と実際の掲載順位が異なることもあります。
サーチコンソールで表示される検索順位は「全てのページの平均」なのですね。

そのため、掲載順位を見て実際にブラウザで検索した時の結果が違う…なんてことも起きるのです。
奥深しサーチコンソール。

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