弊社マーケティングチームに新しいメンバーが配属されました!
とても嬉しいです!
そしてめでたくメンバーが増えたことに伴って、オウンドメディアのコラムサイトをオープンすることとなりました。
情報は宝、今やマーケットの分析と資産であるサイトの運営はとても重要なものとなっています。
ここではSEOの話や実際にコンテンツを更新、分析していく立場としてそのコツを書き綴ったり、ヒラメキを書いたりしていきます。
SEOやホームページ制作について幅広くお客様のサポートを行っている弊社ですが、これまでオウンドメディアは運営していませんでした。
しかしながらコンテンツマーケティングが広がり、SNSなどと連携して様々なメディアの活用が重要視されている今、漸くではありますが弊社もオウンドメディアを運用するに至った次第です。
SEOやコンテンツ作成は決して難しいものではなく、楽しく自社のプラスになるということを少しでもお伝えできればと思っています。

そもそも、オウンドメディアとは何か

さて、オウンドメディアとは何でしょう。
広い意味では「Ownd」な「Media」であり、すなわち「自社で持っている」「メディア」ということになります。
例えば、ホームページやブログ、TwitterやFacebookに代表されるSNSのアカウントなどもオウンドメディアの中に含まれますね。

オウンドメディア・マーケティングやオウンドメディアといった場合「コラムサイト」や「ウェブマガジンサイト」を言うことも多く、日本ではこちらの意味合いが強くなっているように思います。
今回、弊社が解説したオウンドメディアもWEBやSEOにまつわる「コラムサイト」との位置づけを持っているためこちらの意味に当てはまります。
これだけコンテンツマーケティングだオウンドメディアだと騒がれている今、オウンドメディアを運用するメリットはどんなものがあるでしょうか。

オウンドメディア活用のメリット

  1. 自社で管理ができる
  2. 長期運用が可能
  3. コストが少なくてもできる

大きなメリットは上記3点でしょうか。
コストを大きく割かずとも、自社で運用・管理ができるために費用対効果が高くなる傾向があります。
広告のようにまとまった金額を定期的に動かすわけでなく、必要な予算を決めその中で実施できるのも良いですね。

しかしデメリットも存在します。

  1. 継続的な運用が必要
  2. 効果を得られるためには時間がかかる
  3. 企業からの発信について抵抗感も強い

いわゆる、「やらせでは?」といったものや「どうせ宣伝でしょう?」といった見方ですね。
これは広告も同様で、最近はスマートフォン広告ブロックするアプリも一般化してきました。
この背景から、長期的な視点で運用していくツールや継続的に「ためになる情報」を配信していく重要性が高まっています。

結論から言うと「物件情報を更新しました! https://・・・」だけではダメです。
宣伝だとバレていますし、宣伝なら宣伝で良いのですがもはや何を宣伝したいのか伝わらない宣伝は宣伝ではありません。

宣伝と言い過ぎましたが、じゃあどうすればよいのか。

共感するポイントはどこにあるのか

オウンドメディア
共感は多くの場合「SNSでの拡散」と深い関連を持っています。
最近、特に10代~20代の若い世代では「ググる」より「タグる」に変化し、SNSを駆使したハッシュタグ検索に移り変わっているとも言われています。
そこから透けて見えるのは「他の人はどうだろう」「みんな何してる?」の繋がり合う共感の心ではないでしょうか。
気に入ったものや見てほしいものをタグ付けして後からまとめて読む、そんな状況です。

それを活用してインスタ映えする圧倒的な写真より、「普通の人が撮った」気がする馴染みやすい写真を掲載する手法を取る企業があれば、ハッシュタグを研究して上手く流れに乗っていく企業もいます。
逆にイメージ戦略に特化して、写真しか投稿しないという企業もありますね。
貴社の特徴はどのあたりに近いでしょうか?
また、伝えたいことはどこでしょうか?

共感する記事を書くコツ?

今まで数々のお客様にコンテンツの定期的な作成をご提案したしましたが、定着しルーティーンとして上手く進んだことはとても稀です。
いつの間にか「忘れていた」「時間がなかった」などで更新が止まり、1週間が経ち1ヶ月が経ち・・・・と放置されてしまうケースが多く見られます。
主に、「ネタがない」「更新が難しい」といったことをお聞きすることが多く、こうしたコラムやブログの記事のネタについて相談をいただくことがあります。

ネタとして、いちばん身近なのは「お客様の体験談」など、記事を読んだ人が「あー、あるある」「そうだったのか」など何かしらの気持ちが起こりそうなこと。

営業中の会話の中で出てくるようなことで良いと思います。
引越しのことで困ったこと、良かったこと大変だったこと・・・お客様と接する中でお聞きになる話は本当にバリエーションが豊か。

ポイントは、この「あるある」や「そうだったのか」といった感情で、共感を得ることでその後に記事の拡散をしてもらえたり、お店の名前を覚えていて、引っ越しのときの問い合わせにつながったりすることもあるかもしれません。

記事を読んでいても、どうも自分の経験や意見と一致しない(共感できない)と上滑りしがちなものです。
コンテンツもブログもちいさな共感を増やし、「誰かに言いたくなる」
そんなきっかけを少しずつ作っていく作業なのではないでしょうか。

シェアしたくなる、いわゆるバズるネタ探しというのは狙って行うと非常に難しいのですが、自分の琴線に触れるような出来事を書いて行く内に、読み手側にも伝わる瞬間が生まれます。

単純に記事を増やすならアフィリエイト業者にも多い「胸キュン!ハロウィンまでに彼氏のできる方法7選」なんてTHE★SEO狙いのまとめ記事サイトが参考になるかもしれません。
いい感じにターゲットがきちんと定まっていて、シェアしたい心を擽ってきます。

往々にして、そういったサイトはテーマに即した記事を書いているものです。
例えばこのコラムサイトであれば「SEO」や「WEBの話」など、少しでもコンテンツ運営に興味のある人向けのメディアということでテーマを統一して記事を作っています。

共感は良いことばかりではない

共感とSNS
もちろん、共感=シェアされることは良いことばかりではありません。
企業アカウントの謝罪や、思わぬところで炎上してしまう可能性も秘めています。
更新する記事や内容については、誰かを傷つけたりするものでないか企業として問題ないものかどうかはボーダーラインを事前に決めておくことが大切でしょう。

以前、「スタッフ紹介を充実させて、お客様に安心感をもってもらいたい」というご相談を受けたときのことです。
実際にスタッフの方にパーソナルな部分を含め、自己紹介を書いていただきました。

氏名:○○○
得意なエリア:大阪市北区
趣味:パチンコ、競馬
休日:寝てるか競馬

ちょ、ちょっと待ってください!とツッコミ入れる確立100%。
構いません、趣味がそうでも何も問題ありません。
好きな人も多いですし最近はカッコイイCMをしていたりしますしね!
しかし、会社や店舗の顔となる企業のホームページの中で「この人に任せたら安心だな」と思っていただくために記載する項目としてはどうでしょうか。
とても素直で逆に好感が持てなくもないですが、ここは一般的な視点で掲載を考えましょう。
誰に見られても困らないことや、「自分はこんな人です」と知ってもらうためのポイントなどを書きましょう。

インターネット上に公開したものは、ずっと残ります。
もちろん削除することもできますが拡散されていればいるほど、どこまで広がったか特定は難しくなります。

その時に、企業として困らない投稿内容であることは重要な要素です。

共感とオウンドメディア

ブログやホームページ、SNSなど媒体が豊富になってきた分、ターゲットやテーマによって選定をしつつ「そうだよね」と共感してもらえるようなコンテンツを送り出して行くことが重要視されるようになりました。
運用開始のコストや手間のハードルが低いため手軽に始められることもオウンドメディアの広がる一因かもしれません。

「ググる」、「タグる」などユーザーの検索方法やタグの付け方を学びつつ「ふとしたことに共感」できる感性を磨きたいものです。
・・・・文才がほしい。