不動産ホームページにおけるコンテンツ作成

「不動産業界とWEBに強くなる」をテーマに運営している本コラムサイト。
なので今回は不動産業界に焦点を当てた内容でお届けしようと思います。

「コンテンツが大事！」「コンテンツの作り方」というテーマは
これまでも本サイトでご紹介してきています。

では今回は、不動産ホームページにおけるコンテンツとは
どのようなテーマで、どのような内容を作ることが大切なのか、ということをご紹介しようと思います。

コンテンツは不動産ホームページでも重要！

ユーザーがお部屋探しをする時、情報収集の手段として
インターネットでの検索が大半を占めると言ってもいいほどインターネットが主流になっています。

そしてインターネット上でユーザーに向けて、物件をはじめとした
不動産情報を発信するためにホームページ・ポータルサイトの活用は欠かせないものです。

これまではポータルサイトのみを利用して集客していた不動産会社も多いですが
最近は自社ホームページを活用している会社が増えてきています。

そしてサイトを活用する時に大切な施策がSEO対策であり、
コンテンツが存在することです。

不動産ホームページなら物件だけ掲載されていればいいのではないか…？
もちろん、物件情報は無くてはならない重要な情報です。

しかし物件情報だけであれば、
極端に言ってしまうとポータルサイトだけでもいいはずですよね。
ですがホームページを活用する理由として、ポータルサイトだけでは
自社の強みを打ち出したり、専門性を伝える、他社と差別化することが難しいからです。

その時に自社の強みや専門性を伝えるために、コンテンツの存在がとても重要となり
ユーザーにとって有益な情報を伝えていくことがポイントになります。

コンテンツ、何を作ればいいの！？

コンテンツを作ると言ってもどのような内容のコンテンツがあると良いのでしょうか。

ここからは不動産ホームページにおけるコンテンツの作成テーマをいくつかご紹介します。

会社案内のコンテンツ

会社に関する情報は、インターネット上の名刺となる重要な情報であり
会社の顔となるコンテンツなので中身を充実させることが大切になります。

会社概要（店舗紹介）はまず初めにユーザーに信頼感を与える情報なので
住所などの基本的な内容、事業内容や代表者名、宅建免許番号なども記載しておきましょう。

何に強い会社か、どのような会社か、また会社の雰囲気など、会社案内に関するコンテンツは会社をPRするために欠かせないものです。

例えば代表者のメッセージなどが書いてあることも良いと思います。
他にも、店舗案内には写真付きで最寄り駅から店舗までの道のり説明があることもとても親切ですよね。

会社案内のコンテンツは、あまりにも堅苦しいページにする必要はないですが
ユーザーに信頼感や安心感を与えるように最低限の情報は必須です。

スタッフ紹介のコンテンツ

会社案内と同様に、ホームページのコンテンツの中でユーザーがよく閲覧しているページがスタッフ紹介です。

不動産ホームページに限らず、例えば美容院やクリニックのホームページなど
様々なサイトで多くの方がスタッフ紹介ページをチェックすることがあると思います。

顔が見えないインターネット上では
スタッフ紹介ページはとても重要な役割を持っています。
どんなスタッフが対応してくれるのか、何に強みを持っているスタッフがいるのか、
このような情報があるとないとではユーザーに与える印象が大きく変わります。

スタッフ紹介は、できればスタッフの顔写真があると良いですが、
どうしても顔出しはしたくないな、という場合は似顔絵などイラストでも良いでしょう。

お客様の声コンテンツ

お客様の声は、いわゆる口コミ（レビュー）に当たるものです。

通販サイトで買い物をする時や飲食店などに行く時、口コミも購入や来店の決め手となる大切な情報だと思います。
自分以外の人はどう感じているのか、他人の動向は気になってしまうものでもあり、
良い口コミがたくさんあれば、「行ってみよう、試してみよう」と参考にすると思います。

ユーザーからすると利用したお客様のリアルな声は貴重な情報です。
不動産ホームページも、問い合わせをするか来店予約するか、決め手になる場合もあります。

契約の流れや不動産豆知識などの情報コンテンツ

契約の流れ、エリア情報、お引っ越しお役立ち情報、不動産豆知識などの情報コンテンツは最初にお伝えした「ユーザーにとって有益な情報」の一つです。

物件情報以外のエリアに関するコンテンツなども、自分の住む街のことは誰しも気になることなので情報としてあると良いでしょう。
また、ファミリー層のお客様に向けては学区情報のコンテンツもオススメです。
このようなエリアに関する情報は不動産会社ならではの発信ができると思います。

以前のコラムでお伝えした内容になりますが
ユーザーがホームページ内を回遊して複数ページ閲覧することは
様々な情報を伝える中で信頼感を与えコンバージョンにもつながり易くなります。

情報コンテンツは、様々なテーマで作成することができるので
日頃お客様から聞かれる質問などからも作成してみてください。

ブログもコンテンツの一つ

ブログ・日記もコンテンツの一つですがブログを活用する時にはポイントがあります。

例えばこのようなブログを書いたとします。

1つ目の内容は一般のブログであれば問題ないですが
ここでは不動産会社のブログなので2つ目のように、不動産会社ならでは内容であることがポイントです。

上記のように物件に関する内容をプラスしたり
他には、エリアや不動産にまつわることなどが書かれていると良いです。

このようにブログも活用できるので、
コンテンツの更新内容に悩んだ時にはブログに話を盛り込んで記事を書くこともオススメです。

もちろん物件ページはコンテンツ

不動産ホームページで最も更新する物件ページも大切なコンテンツです。

物件ページを更新する時のポイントとしては
情報を加えて貴社ならではのオリジナリティのある物件ページにすることです。

ただ物件の概要だけが記載されているのではなく
物件PR文等に設備の詳細や周辺環境のことなどプラスαの情報が記載されていると良いでしょう。

ポータルサイトには書ききれないポイント、スタッフが実際に物件を見て感じたことなど
できるだけ情報が豊富であることが理想です。

不動産のプロだからこそ伝えられる内容などがあると良いですね。

なぜその物件がおすすめなのかいいところを伝え、
また反対に悪いところを伝えることも大切です。

最初に、ホームページは自社の強みや専門性を打ち出せるとお伝えしましたが
他社と差別化を図るには、物件ページの情報が大きなポイントになります。

物件の概要だけ見るなら他社も掲載しているポータルサイトでも可能ですが
自社ホームページなら他社にはない物件ページを作ることができます。

まとめ

インターネットを利用してお部屋探しをすることは今や当たり前になってきています。
コンテンツを作成することはもちろん、物件情報など定期的な更新作業を続けて
正しい情報をユーザーに届けることが集客につながっていきます。

いくつかコンテンツの作成テーマをご紹介しましたが、
他にも「この情報があったらユーザーは便利かな？」と思うことがあればそれをコンテンツにしていると良いと思います。

不動産に関わる話は、一般のユーザーは知らないことがとても多いです。
普段当たり前だと思っていることを記事にしてみるとユーザーの役に立つことがけっこうあるはずです。