インデックス数が多いとSEOに強いんですか?

前回の記事では、インデックスを確認することをテーマに、
インデックスはSEOにおいての基本で重要であることをお伝えしました。

引き続き、インデックスに関してのテーマで解説していきますが、
今回はインデックスが多いとSEOに有効なるのか?ということについてです。

インデックスを増やすことで上位表示に近づけるとなれば、
すぐにでもコンテンツを作ってインデックスを増やしていきたいところですが…
今回このテーマを解説していくということは、もちろんポイントがあります。

インデックス数とSEOの関係性

インデックス数が多ければSEOに強いのか?
これは結論からお伝えすると、必ずしもSEO効果があるとは言い切れません。
とはいえ、インデックス数が多いということは公開しているコンテンツが豊富にあるサイトということも言えます。

しかし、たくさんのコンテンツを公開してインデックス数が多いとしても
情報が充実しておらず内容が薄いページが多い場合には、逆にSEOに悪影響を与えることもあります。

つまり、SEOにおいてはインデックスされているページの質が重要になります。

ですので、先程述べたようにインデックス数が多いことは公開コンテンツが豊富なサイトではありますが
ただとにかくページを増やすことを目的に内容の薄いページを量産してもSEOに有効ではなく、その行為に大きな価値はないということです。

本コラムでもよくお伝えしていることになりますが、
現在のSEOでは「質の高いコンテンツ」であることが重要なポイントです。
ユーザーにとって有益な、ユーザーが求める情報を届けることが大切です。

インデックスが増えることでSEO評価が上がっていくこともあると思いますが
あくまで大事なことはインデックスされるコンテンツの質が重要であることを忘れないようにしましょう。

そうすることでサイトの評価が高まり、検索順位が上がることにもつながるのです。

SEOを意識してインデックスを増やすために

有益な情報のコンテンツを充実させる

質の高いコンテンツを作成するには、
「ユーザーが求めている情報は何か」「どのような情報があればユーザーの役に立つか」ということを考えたコンテンツを作成することが大切です。

Googleはユーザーファーストであり、ユーザーのことを考えて情報を充実させることを意識しましょう。
SEOを考えすぎてSEOを目的としたコンテンツにならないようにすることも大切です。

関連するコンテンツを増やす

SEOで対策するキーワードに関連するコンテンツを充実させることがポイントです。
例えば、不動産会社のホームページでは物件情報の他に、「お部屋探しから契約までの流れ」や「不動産用語集」「お引っ越しお役立ち情報」などです。
他にも転職サイトでは、求人情報以外に、「転職活動のノウハウ」「面接対策」などのテーマに関連するコンテンツが豊富に存在すると思います。

このように、関連するキーワードのコンテンツがあることで、有益な情報を提供しユーザーにとって役立ち、SEOにも有効です。

重複する(同じ内容の)コンテンツを作成しない

自動生成による重複コンテンツや、コンテンツをたくさん作成していくと同じような内容のものができあがったりすることがあると思います。
しかし、Googleから重複コンテンツと認識されれば正しくインデックスされなくなるなど、SEOにも影響が出ます。

闇雲にコンテンツを増やさない。ユーザーを意識したコンテンツ作成を

インデックス数が多くてもコンテンツの質が低ければSEOへの効果があるとはいえません。

ユーザーのことを意識して、情報が充実しているコンテンツを作成することがポイントです。
そしてその結果、SEO効果に期待できるようになっていくのです。