サジェストって何?

GoogleやYahoo!の検索エンジンでキーワードを入力して検索する時に
自動でキーワード候補の一覧が表示される画面を見たことがあるかと思います。
そして実際に、表示されるキーワードから検索をした経験がある方も多いと思います。

そのキーワードの一覧を表示する仕組みのことサジェスト機能といいます。

今回はサジェストをテーマに、表示される仕組みとSEOとの関係性などについて解説していきます。

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サジェストキーワードとは

前述の通り、サジェストは検索窓にキーワードを入力した時に自動で表示されるキーワードが表示される仕組みです。
そしてその時に表示されるキーワードの一覧をサジェストキーワードと呼びます。

サジェストキーワードでは、自分が検索したいキーワードの候補がある程度表示され、
それらのキーワードをクリックすれば検索できるので便利な機能です。

そしてサジェスト機能は、GoogleやYahoo!に限らず、
Amazonや楽天、YouTubeなど様々な場面でも取り入れられています。

サジェストキーワード選定の仕組み

Googleを利用する時にもYahoo!を利用する時にもどちらの場合でも
自動でキーワードの一覧が表示されますが、実はGoogleとYahoo!では仕組みが少し違います。

Googleではサジェスト機能のことを「オートコンプリ―ト機能」、Yahoo!では「キーワード入力補助」とそれぞれ呼びます。
下記でGoogleとYahoo!のサジェストキーワード選定の仕組みについて解説します。

Yahoo!のキーワード入力補助は、
Yahoo!検索の利用者が入力したキーワードや、その組み合わせを機械的に収集・処理した結果をもとに、検索キーワードの組み合わせなどを自動的に表示しています。

引用元: https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/595/a_id/42696/~/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E5%85%A5%E5%8A%9B%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%A8%E3%81%AF

Yahoo!では検索窓に入力されたキーワードの検索数を元にデータを収集して表示しています。
ですので、今多くのユーザーが検索しているキーワードが表示されていると言えます。

Googleは
検索候補は、人間の関与なしにアルゴリズムによって自動生成されます。
このアルゴリズムは次のような特性を備えています。
・他のユーザーが過去にそのキーワードを検索した頻度など、複数の要因に基づいています。
・ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されています。多くの人気トピックに関連する予測が表示される場合があります。

引用元: https://support.google.com/websearch/answer/106230?hl=ja

Googleは、ユーザーに検索された回数と、検索結果も影響しています。
検索結果とは、検索キーワードに該当するサイトがある一定数存在しているか、
また該当するサイトのコンテンツの質も表示されるキーワードに影響しています。
多くのユーザーがクリックする=質の高いコンテンツであることが見られているということです。

Yahoo!は多くのユーザーが検索するその時の関心の高さ、
Googleは検索キーワードに該当するだけでなくそのサイトのコンテンツの質を見ているといえます。

似ているようで違う両者ですが、
今回はGoogleのサジェスト機能(オートコンプリ―ト機能)を前提にここからもう少し詳しく解説していきたいと思います。

Googleオートコンプリ―ト機能でのキーワード選定

検索ボリューム

検索ボリュームは、検索回数のことです。
多くのユーザーが検索しているキーワードということは、ユーザーのニーズが高いとGoogleは判断します。

検索人数

検索回数だけでなく、検索人数も一つの要因です。
1人の人が同じキーワードで何回も検索をして検索回数が多かったとしてもサジェストに表示されると言ことはありません。
多くのユーザがそれぞれ検索していることが必要です。

ユーザーが検索している場所

ユーザーがユーザーが検索している時の位置情報によっても表示されるサジェストキーワードは変わります。
例えば、東京にいる私が「イタリアン」と入力すると
「イタリアン 東京」「イタリアン 六本木」などと表示されます。

このように地域に基づいたサジェストキーワードが表示されます。

ユーザー自身の検索履歴

以前に検索したキーワードもサジェストとして表示されます。
そのユーザーにとってニーズがあるキーワードとしてGoogle側で判断されることによって表示されるのです。

関連するサイトが存在するか(サイトの数)

検索されたキーワードに関連するサイトが存在するか、また、関連するサイトが多数あるかということも重要になります。
ユーザーがたくさん検索するキーワードであるだけでなく、キーワードに該当するサイトが多数存在するキーワードもサジェストとして表示されます。

サジェスト機能をSEOに活かす

Googleオートコンプリ―ト機能で表示されるキーワードの要素からも分かるように、サジェストキーワードはSEOに置いても大切な役割を持っています。

前述の通り、サジェストはユーザーが検索するキーワード=ユーザーのニーズを把握することができます。
そのため、コンテンツを作成する際にサジェストキーワードを参考にすることができるのです。
サジェストを活用してキーワードを選定することでユーザーのニーズに合ったコンテンツを作成することができます。

また、サジェストキーワードは常に同じキーワードが表示されるわけではありません。
ユーザーのニーズや流行などの変化と共に
検索キーワードも変化し、その結果サジェストキーワードも変わります。

そのような時に、サジェストキーワードを参考にしながらコンテンツを見直してリライトすることも可能です。
新しくコンテンツを作成する以外にも既にあるコンテンツのリライトにもサジェストキーワードは活きてきます。
コンテンツにユーザーのニーズとなるキーワードを含めることで検索順位の改善につながります。

まとめ

今回はサジェストキーワードについて解説をしました。
似ているようですがGoogleとYahoo!ではサジェストキーワードの選定の仕組みも異なります。

Googleのサジェスト機能(Googleオートコンプリ―ト機能)で表示されるキーワードは
ユーザーの関心、検索結果該当サイトの数とそのコンテンツの質をみています。
このようなことからも、Googleがユーザー目線で考えられていることがわかります。

サジェスト機能はただ便利なだけでなく、SEOにも活用できるヒントがあるので参考にしてみてください。

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