物件管理システムを利用するメリットとは？おすすめの物件管理システム5選
不動産会社様の日々の業務は多岐にわたり、
お客様のご案内をはじめ、物件の管理やポータルサイトに物件を入稿したり、間取り図やチラシを作成したりと様々だと思います。
そのような多岐に渡る業務の中で、「業務を効率化したい」というお悩みをお持ちの不動産会社様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は業務効率化に欠かせない「物件管理システム」についておすすめをご紹介していきます。
物件管理システムとは
物件管理システムとは、物件や土地の管理、ポータルサイト連動（広告出稿）、間取り図やチラシ作成、家賃・更新・解約時の請求管理など、情報を一元管理し、業務を効率化させるためのITシステムのことです。
物件管理システムは、不動産営業支援システムや不動産営業支援システムなどと呼ぶこともあります。
また各システム会社によって少し機能が違っていたりしますが、基本的には物件管理や広告出稿などがメインの機能です。
また、ポータルサイト連動（広告出稿）となると物件コンバーターじゃないの？となるかもしれませんが、
物件コンバーター単体のサービスはそれほどなく、多くは物件管理システムとしてその中の機能としてコンバートシステムがあります。
そのため今回は物件管理システムとしてサービスをご紹介していきます。
物件管理システムを利用するメリット
１.業務効率化が図れる
一番は何と言っても「業務効率化」が図れるということです。
ポータルサイト連動や管理業務などでこれまで時間がかかったり人手が足りなくて追いついていなかった業務などにおいて効率化が見込めます。
通常、各ポータルサイトに物件情報をそれぞれ1件ずつ手入力しないといけません。
複数のポータルサイトに複数の物件情報を入力するとなるとかなりの時間がかかってしまいますし、物件入力をする人手も確保しなくてはいけません。
しかし、物件管理システムを利用することで、何度も同じ物件情報を入力する手間がなくなり、複数のポータルサイトに一括で入稿することができます。
また各ポータルサイトにそれぞれ物件情報を入力していると入力漏れやミスが発生しやすくなりますが、そのような心配も軽減します。
管理業務では、契約情報や顧客情報の管理からオーナーや入居者のクレーム対応等の連絡管理など全てを一元管理することができるので情報管理がしやすくなり、また対応漏れなども防ぎ、結果業務の効率化につながります。
これまではエクセルを使って情報を管理をしていたけど、
エクセルが重い…ローカルファイルなので管理が大変…などと感じたことがある方も多いと思います。
そのような課題も物件管理システムを利用することで解消することができます。
２.セキュリティの向上
顧客情報や契約情報など、個人情報も含まれた情報などを管理しますが、
それらを紙やUSBなどで管理していると紛失してしまう可能性が出てきてしまいます。
物件管理システムを利用することで情報を一元管理するので漏洩のリスクが軽減します。
紙やUSBの管理だと誰でも持ち出せてしまいますが、システムであればセキュリティ機能でデータの持ち出しや書き換えなどのリスク軽減が期待できるのです。
３.顧客満足度の向上
物件管理システムでは顧客対応の履歴を残しておくことができるため、
担当者が不在の場合でも他スタッフが履歴を確認して代理で対応することができ、結果的に顧客満足度の向上につながります。
顧客とのコミュニケーションはとても大切な部分なので、
管理がしっかりとできていることは重要です。
オススメの物件管理システムをご紹介
今回ピックアップしたのはこちら！
1.不動3之助
2.R-DB【CLOUD】
3.キマRoom!
4.いえらぶCLOUD
5.みらいえ
不動3之助
不動3之助は株式会社3Films様が提供しています。
ポータルサイトへの一括入稿はもちろんですが、不動3之助独自の高速送信機能があります。
高速送信のため、反映される時間が早く、また対応項目も多いので情報を充実させることができます。
また連動できるポータルサイトの数が多いことも特徴です。
大手ポータルサイトからその他様々なポータルサイトと連動可能です。
沿線・近隣自動検索機能や間取り図、マイソク作成や画像編集など便利な機能が複数ありますが
物件コンバーター単体で使用することも可能です。
R-DB【CLOUD】
R-DB【CLOUD】は株式会社ベイス様が提供しています。
大手不動産ポータルサイトへの一括入稿をはじめ不動産仲介・分譲業務を広範囲にサポートする様々な機能があります。
広告出稿やホームページ運用管理を省力化し、反響アップ、集客アップに強いことも特徴です。
また、業プロからの連動とREINSデータの取り込みにより、不動産仲介マーケットで流通する物件情報を効率よく収集管理でき、
ホームページや各種不動産ポータルサイトへの一括入稿公開を可能にします。
R-DB【CLOUD】は連動率の高さも大きな魅力です。
キマRoom!
キマRoom!は株式会社キマルーム（旧 株式会社セイルボート様）が提供しています。
賃貸業者間流通システムとして賃貸物件専門のシステムで、大手ポータルサイトをはじめとした各種サイトに一括入稿が可能です。
オプション機能であることが多い業者間流通ですが、キマRoom!ではメイン機能として使うことができます。
他にも募集図面配信機能などもあり、物件管理から業者間流通、広告出稿までトータルにカバーし業務効率の改善を図れます。
大手から地場、管理、仲介など企業規模問わず使いやすいことも特徴です。
いえらぶCLOUD
いえらぶCLOUDは株式会社いえらぶGROUP様が提供しています。
不動産業務支援サービスとして、ポータルサイト一括入稿、物件管理、管理業務支援、集客・追客・反響獲得支援に至るまでオールインワンシステムです。
豊富な機能で不動産業務をトータルにカバーし、仲介から管理まで必要な機能が揃っています。
仲介業者向け機能では、物件取り込みやポータル連動、反響分析、間取り図チラシ作成、
管理業務向け機能では、会社間流通や物確自動応答、契約書作成などが可能です。
また連動できるポータルサイトが多いことも特徴で、いえらぶCLOUDに入力すれば30以上のポータルサイトに掲載できることも魅力です。
みらいえ
みらいえはDataBee株式会社（旧 株式会社イー・ビジョン）様が提供しています。
ポータルサイト一括入稿から物件管理、またビッグデータ、人工知能など最新テクノロジーを駆使して、物件入力作業を大幅に省力化にできるシステムです。
これまで時間と手間がかかっていた物件情報の入力が、物件情報の自動入力、物件入力補助機能などで効率化を図れます。
反響後の来店促進や成約率向上につながるオプション機能などもあります。
またポータルサイトの連動率が高いことや、最短2時間ごとに物件情報の連動ができるので反響獲得のチャンスも逃しにくいことも特徴です。
物件管理システムではないけれど…便利なシステムをご紹介
物件管理システムではないですが、業務効率化が図れる便利なシステムをご紹介します。
入力速いもん
入力速いもんは株式会社iimon様が提供する自動物件入力ツールです。
先物の物件入力作業を1クリック1秒で完結できるので、手間を大幅に削減できます。
業者間流通サイトなどに掲載されている各物件の文字データと画像データを1クリックで保存、1クリックで物件入力画面に入稿することが可能になります。
さらに全国で使われている業者間流通サイトのデータをCSV化する機能もございますので、
CSVを活用して物件登録や会員物件登録、物件確認を行っていた会社様もご利用出来ます。
ポータルサイトの枠数を増やしたいけど物件入力に時間がかかるし人手も足りない…そんなお悩みを解決してくれるツールです。
入力業務を外注されている不動産会社様には費用対効果の面でもオススメです。
物件入力の効率化を実現したい会社様はぜひチェックしてみてください。
まとめ
おすすめの物件管理システムについてご紹介させていただきました。
業務の効率化、セキュリティ向上、顧客満足度の向上など
多岐に渡る不動産業務をサポートしてくれるツールです。
ポータルサイト一括入稿の他に、ツールによって特徴や費用なども異なるので
自社に合ったシステムを見つけることが大切です。
また弊社の不動産専門のホームページリブロと今回ご紹介したシステムはいずれも連動しているので
ポータルサイトだけでなくそのまま弊社ホームページと連動も可能です。
物件管理システムを利用して業務を効率化し、ポータルサイトからの反響獲得も強化しつつ、
さらにリブロはホームページからの反響獲得に強いので、ポータルサイトとホームページを上手く活用して集客を強化していくためのご提案が可能です。
気になることなどございましたらお気軽にお問い合わせください。
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