不動産のホームページ集客を考える

先日、不動産のSEOをテーマにロングテールキーワードの重要性についてお伝えしましたが、不動産とWEBに強くなるコラムサイトとして、
今回も引き続き「不動産のホームページ集客」をテーマにお届けしようと思います。

ホームページって反響取れるの?

「ホームページは持っているけど反響が入らない」
「そもそもホームページ集客にはあまり期待していない」
「やっぱりポータルサイトの方がいいのでは」
ホームページ集客に関して、このような意見はけっこう多いものです。

もちろんホームページ集客から反響獲得を目指すには時間や手間もある程度必要なので決して簡単とは言えません。
また「○○をやれば必ず反響が取れます!」と言い切れるものでもないものです。

というわけで難しいところではあるのですが、
ホームページ集客から反響獲得を目指す上で、まずは考えてみていただきたいことを今回はお伝えしていきます。

自社の強みを明確にしておく

ホームページ集客に限ったことではありませんが、
まず、自社の強みを明確にしておくことが大切です。

ユーザーはお問い合わせや来店というアクションを起こす前には比較検討をするので
その時に、自社のサイトにアクセスしてきたユーザーに如何にわかりやすく「強み」を伝えられるかが大切になります。

例えば、「仲介管理戸数の多さ」「○○エリアで○年の実績」「仲介手数料無料(半額)」など会社によって様々な強みとしていることがあると思います。

そしてそれらの強みを自社ホームページで「○○エリアで○年の実績」などと打ち出しておくと、ただ物件を掲載しているだけのサイトよりもユーザーの目にも留まりますし、信頼感などを得ることにもつながります。

ちなみに、インターネット検索をするユーザーは複数のサイトを比較しますが、
サイトにアクセスしてから3秒で「サイトを読み進めるか」を判断すると言われるので、そういった意味でも強みを明確にすることは大切です。

また、ホームページ集客では客層に合わせた強みを打ち出していくことも一つのポイントなので
学生が多いのか、ファミリー層が多いのかなど強みと併せて改めて整理してみると良いと思います。

専門性を打ち出していく

ホームページ集客に力を入れていく上で、専門性は重要なカギとなります。

例えば、居住用の賃貸物件を探しているユーザーがいた時に
賃貸物件と売買物件の情報を一つのホームページに掲載しているホームページと
賃貸物件に関する情報に特化して掲載しているホームページがあったとします。
その時にどちらの方が専門性が高いと感じるかと言うと、おそらく後者ではないでしょうか。

賃貸も売買も…などと一つのサイトの中に色々な情報があるよりも
賃貸は賃貸などというように特化することでより具体的にユーザーが求めている情報を提供することができますし、ユーザーは情報を探しやすくなります。

また、当たり前ですが、賃貸物件を探しているユーザーと売買物件を探しているユーザーでは探している・求めている情報も異なるので
それぞれのニーズに合わせて情報を提供することが肝心です。

他にも「東京都内の賃貸物件」よりも「港区千代田区の賃貸物件」などと
ある程度エリアを絞ることも専門性を高められます。

競合他社の分析をしてみる

さて、ここまでは自社の強みや専門性という内容でしたが、
ここからは競合他社の分析についてです。

競合他社の分析は、今既にホームページがある場合もこれから新しく立ち上げる場合でも大切なことです。

競合他社は強みや専門性をどのように打ち出しているか、
ユーザーのニーズに応えるコンテンツはあるか、ホームページの見やすさ使いやすさなど。

またホームページの更新頻度や物件掲載数なども見て
自社と違うところや足りていないところなどを分析してみると良いです。

ユーザーにとってのサイトの使いやすさ、情報の充実度、信頼できそうかなどユーザー目線で見てみることと、
他社の集客方法など同業他社としての目線、両方で見てみましょう。

競合他社のサイトを分析してみると他社の良いところだけでなく足りていないところなども見えてくると思います。
その上で他社に勝るポイントやどのように集客をしていくと良いかということに結び付けていくと良いと思います。

まとめ

自社の分析、競合他社の分析を踏まえて、
どのように集客をしていくか、反響獲得を目指してできることは何か、ホームページ集客について考えてみてください。

また、強みや専門性を考えることは対策するキーワードなどにもつながってくるのでSEOにおいても大切になります。
不動産のSEOについてや不動産ホームページにおけるコンテンツ作成については以前公開している記事にて解説しているので併せてご覧ください。