レインズCSVが廃止された件に思うことと、なんとかなるのか調べてみた結果。

WEB担当者のつぶやき

さて、今回は2021年の年明けから業界内で「ついに」としみじみ実感した事柄についての話題です。
不動産指定流通機構、と聞いて不動産業界の中の人でしたら「あー、あれね」と思われることでしょう。
宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、国土交通大臣が指定した公益法人のことで、現在は東日本、中部、近畿、西日本と4つの指定機構があります。
不動産事業を運営する上で、専任媒介契約または専属専任媒介契約を結ぶ際には指定流通機構への情報登録が必要となる…というのは不動産業界に勤めていなくても、宅建の試験対策をした経験がある方ならご存知かもしれません。
この指定流通機構(レインズ)ですが、特に東日本と中部版に関して2021年1月に仕様変更が行われました。

レインズからCSVが廃止された(ダウンロードできなくなった)ようで…

以前からそうなるだろうと長らく業界内で言われていたことではありましたが、2021年1月4日をもってレインズCSVの機能が停止されたようです。
公式からのお知らせは2019年の10月に告知されていたものですね。
平成23年に近畿レインズのCSVがダウンロードできなくなっていたことを思うと、随分と延命したようにも思います。

蛇足ですが、4つある各レインズに互換性がないというのもどうかと思いますけれど…!

レインズCSV廃止の理由は?

二次利用の不正利用防止のため
ですよね。
これは以前より問題になっていましたが、不正アクセスの防止やレインズを正しく利用するというルールを守らない一部の業者などが存在し、結果として全体の負荷が高まったりセキュリティ上の懸念があったりした…ということでしょう。

CSVとは?

少し話はそれますが…なぜ、このファイル形式がダウンロードできないということでこんなに不動産IT界隈が大騒ぎしているのでしょうか。
そもそもCSVとは「カンマで区切った値(Comma Separated Value)」で、先頭を見出しラベルとした項目や値を書き出したテキストファイルです。
様々なソフトで開くことができる上、余分な情報が含まれないためにCSVを利用することでアプリケーション間でデータの受け渡しが簡単にできるようになるのです。

レインズCSVがダウンロードできると何ができていたの?

例えば売買仲介の企業であれば査定システムや相場システムをレインズのCSVを利用して組み立てているケースがあるかもしれません。
該当する地域の情報を一括で取り出し、住所や駅などと組み合わせて平均賃料や相場価格を計算するときにCSVでデータが揃うと加工や分析をシステム上で行う時、とても便利なのです。
もしくは、CSVを取り込むことで物件の成約状況をメンテナンスしていた企業などは一括で情報の更新をすることができなくなってしまうために大きな影響を受けているのではないでしょうか。

また、いわゆる「不動産テック系」と呼ばれるようにこのレインズCSVを利用した仕組みを販売していた企業については、そもそもデータベースを構築するための素材が無くなってしまうわけなのでそりゃあ一大事です。
(もしくは、今回の仕様変更はそういった悪さをする業者に対して”そうはさせない!”という強い意志表示なのかもしれません)

※ちなみに、自社物件の管理に関しては現状のままのようですね。

なんとかならないものなのだろうか。

では、このCSVが利用できなくなったことで、これからは延々と手入力で情報収集をしてメンテンスしていかなければならないのでしょうか。

  1. 手入力で更新する

    数十件~100件程度の物件を扱うのであれば情報量的にも、人的な時間と手間としても大丈夫かもしれません。
    ですがCSVをご利用ということはそれなりの物件数を一度に更新したりメンテンスをしたいという事でしょう。

  2. 何らかのサービスや機能を検討する

    弊社は「不動産専門のホームページ作成ツール」なので、各物件管理システムをお持ちの企業さんから提供されている情報を受け取りホームページに表示させることがほとんどです。
    では、その物件管理システムで利用できるいいものはないのでしょうか。
    ただし、レインズに関してはスクレイピングが禁止されているので…
    なんちゃって不動産テックのようなところをご紹介するわけにもいきません。
    選ぶときは安易なスクレイピングではなく、きちんとしたものを導入したいものです。

参考:改正後のレインズ利用ガイドライン

② ①の「特殊なプログラム等」とは自社開発・他社開発、無償・有償(市販、委託開発を含む)、サーバー・パソコン・携帯端末の区別なく、レインズにアクセスするすべてのツールが該当し、システム会社等が提供するレインズ利用に供するソフトについても、機構では一切許容していません。

調査結果

ありますね!
ありました。
みなさん色々考えられていますね。
(このために色々と企業の方へヒアリングをさせていただきました。ご協力ありがとうございます)

弊社も、自信を持ってご紹介できそうです。
物件入力にお悩みをお持ちの方、その他ホームページ運営など何かお悩みがありましたらまずはお気軽にご相談ください。
不動産会社様それぞれのお悩みに沿って、最適なご提案をさせていただきます。

参考:パートナー企業の皆様

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