棟ページと部屋ページとSEO対策の話

WEB担当者のつぶやき, WEB集客ノウハウ, リブロの運用について

以前、こちらのコラムで検索するユーザーの欲求を満たす情報の提示とそのネタの集め方について書きました。
有益な情報を検索するユーザーに届けるという点において「コンテンツSEO」とも呼べるこの手法で、実際に実務としてどうコンテンツ作りに取り組めば良いのでしょうか。
そして、せっかくSEOやロングテールの対策を行うのであれば日常業務と関連した中で効率的に行いたい。

今回は、そんな疑問へひとつのアンサーとして書いておきたいと思います。

毎日の重要な業務「物件登録」

不動産店舗における業務の流れで欠かすことができない「物件登録」
物件のデータは、接客するときも各種ポータルサイトや自社ホームページへ物件を出力するにも大切なものです。

新しい情報を得る度に、いち早く間取りを作成し写真を撮影。
ホームページ上で物件公開をする準備やお客様に紹介する際の資料作成は日々欠かせません。
日々、物件登録やメンテナンスを行っていることかと思いますので、このポイントに注目して「物件メンテナンスを行うとともにSEO対策ができればよいのでは!?」をなんとかしましょう!

コメントを書くなら棟ページを推したい

「物件についてオリジナルの情報を追加しましょう」

よく言われることです。
実際に、ポータルサイトなどで決められた文字数の中では表現できない情報やおすすめポイントを知るために再検索を行うユーザーは多くいます。
そうしたユーザーのためにポータルサイトには掲載できなかった情報や、実際にお部屋を見学に行った営業マンの感想、パノラマ画像などを追加で掲載している店舗は多いことでしょう。
もしくは、これから記載しようと思っている方も多いはず。

そして、時々こんなことを質問されることがあります。

「建物(棟)のページと部屋のページの両方にコメントを登録するところがありますが、どっちに入力するのが良いですか?」

なるほど、これはどんな物件管理システムを利用しても同じですね。
建物を登録する場所と、部屋情報を登録する場所の2つが用意されていることかと思います。
それぞれにPR文章やコメント、物件について記載できる場所が用意されていますが、はたして建物(棟)のページと部屋のページのどちらに記載するとより効果的なのでしょうか。
SEOの観点、ホームページ運用の観点から今回はこのポイントについてフォーカスしてみたいと思います。

部屋は満室になると非表示にされてしまう

そう、不動産公正取引協議会の定めるルールでは以下のように掲載情報について定義されています。

期間を最長でも2週間とし、この期間内に契約済みとなったことが判明した物件は、当該期間が到達する前であってもすみやかに削除することを徹底する必要がある。

つまり、掲載して2週間の間には物件のメンテナンスを行い空室でない場合は削除する必要があるのです。
また、大手ポータルサイトでは通常賃貸物件であれば7日間で掲載確認を行う事がルール付されています。
従って部屋情報は該当する部屋が満室になった際は掲載をストップしなければなりません。

ということは、部屋ページに記載したコメントも残念ながら該当するお部屋が埋まってしまった場合には公開を停止しなければならないのです。

当然のことではありますが、コメントを掲載するのであればできるだけ長くページを公開していたいし検索するユーザーに届けたい!
そう思うものです。

そのため、物件そのものの「建物(棟)ページ」に対してコメントや追加情報を記載して、より長く多くのユーザーへ情報を届ける方法が良いのではないかと思います。
空室が複数あれば長く情報が公開されますしね。

物件ページに何を記載するか

住所、家賃や販売価格など「記載しておかなければならない項目」については省略することはできません。
こちらも不動産公正取引協議会のガイドブックを参照していただければと思いますが、不動産広告としてみなされる物件情報ページについて必要とされる項目は非常に多くあります。

もちろん、物件管理システムを使用している場合、それらの情報はきちんと整理された書式で表示されることでしょう。
もしくはそれぞれのホームページを作成する時に必要な入力欄は用意したはずです。

では、コメントやPR文章について何を記載するのか。
同じことを改めてテキストに起こしても仕方ないのです。

  1. 実際に見て分かったこと(メリットもデメリットも)
  2. 周辺の環境について
  3. おすすめポイント(設備や間取りの特徴)
  4. 自分ならお部屋をこう使う!など生活を思い浮かべるアドバイス

このようなことでしょうか。
「物件名」や「住所」のキーワードはすでに登録する時に含まれます。
ここに更に物件名や住所を繰り返して盛り込むのではなく、所在地に関するキーワードであるならば、周辺の商店街の名前や公園、公共施設などの説明とともにわかりやすい情報を提供したいところです。

例えば、わかりやすく例を挙げるとこのようになるでしょうか。

良くない例

物件名:赤坂スラッシュハイツB棟
住所:東京都港区赤坂2-15-16
築年数:1996年築 7階建/RC造
最寄り駅:千代田線赤坂駅徒歩2分

物件コメント:東京都港区2丁目2-15-16にある赤坂スラッシュハイツB棟です!1996年築のRC造で7階建てのマンションです!

良い例

物件名:赤坂スラッシュハイツB棟
住所:東京都港区赤坂2-15-16
築年数:1996年築 7階建/RC造

物件コメント:近隣に24時間スーパーが2店舗(〇〇と〇〇赤坂店)あるので、夜遅い帰りのお買い物も安心。石畳のエントランスは明るく、駐輪場に屋根があります!赤坂見附駅も利用できる環境です。

メリットは誰かのデメリットである

上記のように、物件についてのコメントを書き進めることにした時、メリットについてどの店舗でも記載すると思います。
その物件についてできるだけ良いところを届けたい。
その気持は自然なものですし、良い情報を沢山仕入れたいというユーザー心理もあります。
一方で、デメリットについては殆ど見かけません。

不動産集客とコンテンツSEOの親和性というコラムでも登場しましたが、誰かにとってのメリットは誰かにとってのデメリットであり価値観は様々です。

「駅から徒歩20分の立地ですが、近隣に公園があり緑が豊かでとても静かな環境です」
「大通りに面しており、絶えず人通りがあるので遅い時間に帰る方にも心強い環境ですね」

上記は、それぞれメリットともデメリットとも感じることができる例文です。

「駅から徒歩20分」のフレーズは駅近くで検索している人にはデメリットとなるでしょう。
しかし、賑やかな環境から少し離れ静かに眠りたいなど落ち着いた住環境を求める人には心惹かれるポイントになるかもしれません。
続く「近隣に公園があり」でカバーしていくわけですね。

「大通りに面している」というフレーズも同様です。
人通りがあるから安心だ、と思う人もいるでしょうし逆に賑やかで落ち着かないのではと思う人もいるはずです。

物事を見る時に多角的に捉えることで、一見するとデメリットと思えそうなことがメリットに変わります。
暮らす人の年齢や職業、ライフスタイルによって変化しますから、コメントを書く時に「この部屋にはどんな人が合うだろう」と想像してみると書きやすいのではないでしょうか。

物件ページの導線も整備する

例えば「この物件の周辺にはこんなお部屋もありますよ」と周辺の物件を提案する機能や、専任物件をピックアアップしたオリジナルのリストを設置してみる。
こんな方法もあります。

もちろん、上記のような機能を備えたホームページもありますから積極的に活用していきたいところです。
物件のページからつながって記載されていると、より建物の周辺が把握しやすくて良いのではないでしょうか。
サイトの回遊性という点においても重要なコンテンツとなります。
最近のホームページにはGoogleマップが埋め込まれておりストリートビューで確認できることが増えたとは言え、データが公開されているよりリアルに近い街の情報は貴重です。

空室のある部屋ページに対する追記は必要ないの?

もちろん、空室のある部屋ページに関してはその部屋ならではの事柄を追記できると良いでしょう。
一度登録された情報を削除することはほとんど無いでしょうから、一度その部屋が成約済みになってもデータが消失することはありません。
空きが出るたびにメンテナンスを施していくと、徐々に大きな資産に変わって行きます。

普段の業務と絡めることで、手間はかけずに効果をUP

と、いうことで日常業務の「物件登録」とコンテンツSEOを両立させるポイントを書きました。
もちろん、地域の特集ページやお客様からの口コミを集めることも大切です。
同時に、毎日行う作業の中にちょっとした工夫を加えることでただのデータから価値のある情報へと進化し、ユーザーにとってもまたウェブサイトとしても価値を高めていくきっかけとなります。

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