不動産集客はキャッチコピーが命の説。キーワードと見出しのコツを考える。

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WEB担当者のつぶやき, WEB集客ノウハウ

先日、広告からの流入キーワードを精査していた時に面白いものを見つけました。

「不動産 集客 は キャッチ コピー が 8 割」

なぜこのキーワードで弊社の広告をクリックしていただいたのかは不明ですが、WEB集客関連やサイトの作り方、コンテンツ作成のコツなどを細々とご紹介しながら、商品サイトは広告を出していますので、関連したものでご訪問いただいたのかもしれません。
※ちなみにこのタイトルでググるとブログを書いていらっしゃるコンサルタントの方がいらっしゃいました。

確かに、広告と集客の中で大切な部分を占めるものは「キャッチコピー」でしょう。

例えば、こうしたブログや日々の日記のような記事であれば「タイトル」「見出し」で目を引く必要がありますし、ダイレクトメールや追客メールであれば「件名」がとても重要です。
もちろんそれ以外にもメールを届けるタイミングなど要素は他にもありますが、毎日沢山のメールが届く中で、いかにして「読みたい」と思ってもらうのかが重要です。

eyechatch10

第一印象が大事だと営業をしていた頃にはよく言われ、お客様への名刺の出し方やファーストインプレッションについて学んだりしたものですが、それはインターネット世界や紙の世界に移っても同じことです。
パッと目に入るタイトルだけを見て中身を読むかどうかを決めていたり、キャッチコピーの印象で商品に対する考え方まで変わってしまったり。
我々が無意識にしている「選択」にキャッチコピーは非常に大きく影響しています。

不動産集客の場合だと、建物(所謂、棟ページ)のキャッチコピーやPR文だったり部屋ページの見出しだったりするでしょう。
ポータルサイトやホームページに掲載された時、ユーザーが最初に見る部分で目を引くことがポイントになるのです。

これらのことは、広告界隈やマーケティング関連のブログやサイトなどで沢山紹介されているため、ご存知の方も多いことでしょう。
ですので、多くのことを述べるよりも簡単に、3つだけ述べたいと思います。

よくお客様からも「タイトルが思いつかない」「何を書けば良いかわからない」というご相談を頂くことがありますが、特別に難しいことを学んでいるわけではなく、ちょっとしたコツに気付くとどなたでもできることだと思いますのでご参考になれば幸いです。
※いろいろな記事を見ていると、実に考えられており大手広告代理店さん達があの手この手で「売れるキャッチコピーを・・・!」と試行錯誤されているんだなとわかり、勉強になりますのでおすすめですよ!

1)数字は具体的に、かつ信憑性のあるものを

例えば「リピート率8割!」と「リピート率85.6%!」だと具体的な数字がある方が説得力が生まれます。
ただし、これは根拠となる数字がきちんとあることが前提ですね。
「リピート率42.5%!」・・・んー、これではちょっと微妙です。納得の生まれる数字がある場合に効果的です。

2)そのキャッチコピーは誰に向けたものか

ブログを書くとき、サイトやコンテンツを作るとき、第一は「誰に向けたものなのか」を考えることです。
これは「ターゲット設定」「ペルソナ設定」とも呼ばれますが、ターゲットをより明確に意識することで伝えやすさや表現方法が見えてきます。
広告や宣伝をする媒体を選ぶ時もそうですね。
10代~20代に向けて発信する場合はTwitterやLINE@を利用しても良いでしょうし、60歳以降をターゲットにしたい場合はいっそ紙媒体を検討しても良いかもしれません。
広告対象物のコアターゲット層がどのような媒体をよく利用しているのか、好感を持っているのかなどを考えることは大切なことです。

また、タイトルや見出しを考える場合だと、例えば「ブログのネタに困ったときに見るスルスル記事が書ける3つの秘訣」と「ブログの秘訣」では、前者のほうがよりターゲットを具体的に想定しているため刺さりやすい表現となっています。
「ブログのネタに困っている人」に向けて「記事が楽に書けるよ」とアピールしている訳ですね。

3)本文や見出しで想像力を刺激する

これは見出しやキャッチコピーだけでなく本文でも当てはまることではないでしょうか。

例えば
「今日は、お昼に会社の近くで大盛りのカツ丼を食べました!美味しかったです!午後からもがんばります!」と
「今日は、お昼に会社の近くにあるカツ丼で有名な”カツ丼 どん屋”さんで大盛りカツ丼を食べました!カツに厚みがあって食べごたえがあるのに衣がサクサクで、甘めの汁と合わさってとても美味しかったです!当店の近く(梅田駅)にありますので、気になる方はぜひ!お昼からもがんばります」

言う間でもなく、後者の方がイメージも膨らみますし状況が読み手に伝わりますよね。
そして場所や食べ物、お店の名前など必要なキーワードも含まれています。

逆に前者は、書いてあるものの「どこの」「なにを」「どうだったのか」など状況が伝わらないため、場所の想像やお店の想像をすることができません。
また、検索に引っかかる可能性の話をした場合も特定するワードが無いためとてもむずかしいでしょう。
せっかく時間を割いてブログを更新するのですから、SEO的にも効果のあるとされるちょっとしたポイントは押さえておきたいものです。

まとめ~ルールはカンタンに、想像力を鍛えて~

eyechatch11
キャッチコピーやマーケティングの本やサイトなどではキャッチーな言葉にこだわるとか、メリットを含めるだとかコツが色々と書いてあります。
様々な情報に触れる機会が増えたため、インパクトのあるワードが狙われがちですし、尖った表現を工夫した結果、分譲マンションのキャッチコピーが段々とポエム化してきているという指摘もありますね。
確かに、電車で見るたびに「それは言いすぎだろう」と思ったり「いやいやいや!なにその造語!?」とツッコミを入れたくなると同時に、このキャッチコピーを生み出すために色々考えたんだろうなと裏側の苦労を思い遠い目をしたくなります。
面白いキャッチコピーを集めたまとめ記事もありますよね、もう嬉しいやら悲しいやら複雑な気分です。

と、あまりにポエマーな文章はさておき、ほんの少しだけ「想像させること」「具体的なこと」を混ぜるだけでいつもの日記やブログがぐっと締まるのではないでしょうか。
スタッフの皆さんでブログを更新する場合はルールとして「お店の名前と住所は入れる」や「写真は1枚ちゃんと入れる」など簡単な条件を決めておくと分かりやすいと思います。
また、そのルールも山のように沢山あっては収集がつかないため、分かりやすいものを数個などに絞っても良いでしょう。

こんなことを毎日ああでもないこうでもないと考えているマーケティング担当でした。

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