IT関連とツールの略語についての話。

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WEB担当者のつぶやき

インターネットで色々なニュース記事を読む機会があります。
SNSやニュースサイトではこうした記事にコメントを書き込むことができるところも多く、他の人はどんなことを考えているのかなと見ることもあるのですが、ある記事についたコメントが多くのいいねを集めていて気になりました。

それは、少々専門的な記事で(例えるなら全国賃貸住宅新聞のような)業界関係者が読むことを前提にしているのだろうなと想像できる記事だったのですが、そこに付いていたのが以下のコメントです。

「B2BとかECってなんだよ、記事ならわかりやすく書けよ」

なるほど、と思いました。
ネット上の記事やニュースでも使われることが多く当たり前のように浸透していると思っている単語ですが、なるほど全く馴染みの無い人にはただの記号に見えるでしょう。
限られた紙面の文字数制限の中ではよくこうした略語や通称のようなものが登場します。
不勉強と言ってしまえばまあそうかもしれませんが、仕事でも日常生活でも接点のない業界用語などはなかなか見聞きする機会がなく、知らないことだらけです。

普段から聞き慣れているが故に、うっかりお客様とお話する時にも、無意識にこうした「わかりそうでわからない言葉」を使ってしまっているのでは!?と思ったので、今回コラムとして書いてみたいと思います。
以前、カタカナビジネス用語について書きましたがちょっと似ていますね。

B2B

弊社もB2B(BtoB)の企業です。
Business to Businessの頭文字を取ったものであり、企業間での取引をいいます。
日本語だと「法人が対象」「企業間取引」といった言葉になるでしょうか。

「弊社は取引先が法人限定なんです」
「弊社はBtoBなんです」

わかりにくいですね。「卸」・・・うーん。

これが企業と人、例えばアパレルショップや飲食店、仲介店舗などになると個人のお客様(消費者)を対象としたB2C(BtoC)となります。
こちらは、C=Customerですね。
単純にtoBやtoCとだけ言ったりもしますが、この場合も同じ意味合いです。

EC

Electronic Commerceと言い、インターネット上で商品を売買することが当てはまります。
eコマースともいい、いわゆる「ネットショップ」や「通販サイト」が当てはまりますね。
Amazon?楽天?Yahooショッピング?ええ、ECサイトです。
個人商店がやっているオンライン通販もECですね。

API

Application Programming Interfaceの頭文字を取ったもので、あるソフトウェアを他の外部プログラムを通して呼び出し、使用するために設定したデータの形や形式のことをいいます。
例えば・・・・そうですね、お問い合わせフォームに入力して送信すると、チャットに通知が来るなんて仕組みはAPIを使ったものになります。

ASP

弊社のサービスの一つである「リブロ」はASPを利用したサービスです。
Application Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダ)といい、ネットワークを経由してソフトウェアなどを利用することができる仕組みです。
データはクラウド上にあり、インターネットを通じてアクセスします。
そのため、利用するユーザーにとってはプログラムのアップデートやサーバーの維持コストを削減することができ、手軽に利用することができます。

しかし!アフィリエイト関連の記事で「ASP」と出てきたときは「アフィリエイトサービスプログラム」の略かもしれません。
引っ掛け問題のように同じ略称を使うんですね。

CMS

コンテンツ管理システム(Contents Management System)といい、WordPressやWIX、Jimdoなどのようにブラウザ上でテキストを入力したり更新をしてWEBサイトの構築をすることができるものです。
詳しい知識や技術を必要としないため、スピーディーに更新したり誰でもチャレンジすることができます。
コストも比較的安く、機能のアップデートもWEBを通して行われるためカンタンです。

CRM

カスタマーリレーションシップマネジメント。
顧客管理システムですね、弊社のサービスでいうと「Taski」がこれに当てはまります。
顧客の動向を可視化することができたり、例えばメールを見てもらえたのか、どんなサービスに興味を持っているかなど情報を纏めることができます。

MA

マーケティングオートメーション。MAツールと呼ばれています。
名刺交換、ウェブサイトからの問い合わせを貰ったなどの顧客に対しアプローチをかけたり購買意欲を高めるために活用します。

IoT

よく「モノのインターネット」とそのまま表現され、Internet of Thingsの頭文字を取ったものです。
「センサーが組み込んである家電」など従来のスマートフォンやパソコン以外のモノがインターネットで繋がり制御できる仕組みのことです。

クラウド

某ソルジャーではありません。
インターネット上に接続して利用するサービスの総称で、よく知られているのは「Yahooメール」や「Gmail」などのメールサービスや「ドロップボックス」などのファイル共有サービスでしょうか。
パソコンにソフトウェアをインストールしたりサーバーを購入したりすることなくインターネットを経由して利用することができるものです。

意外とありますね。
打ち合わせをしていたり、ツールの話になると意外とサラッと出てくる単語なのですが果たして。
BtoB、クラウドやCMSなんかはついついポロッと出てしまうのですがどうでしょうか。
確かにこれは説明を挟みながらであったり、言い換えを活用したりする必要があるかもしれません。

こうした略語や新しい言葉は新しいサービスやツールが登場するとともに、気がついたら増えているのでどんな意味があるのだろうと思った時に調べる癖をつけておきたいものです。
もちろん、無理に言葉を使う必要は無いと思うのですが、対象となるツールやサービスの内容については理解しておきたいところです。

それはそうと

やっとZapierの有料版に切り替えました。
Gmailのトリガーってやっぱり一癖あるんですね!!簡単じゃなくなった!仕方ないけど!
次回はこの辺を書きたいと思います。ツールも奥が深いものですねぇ。

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