リブロの動作環境とブラウザについて

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WEB担当者のつぶやき, リブロってなに?, リブロの機能紹介

「リブロの動作環境について教えて欲しい」というお問い合わせを頂くことがあります。

動作環境、と一口に言ってもなかなか難しく。

「なんでも動きます」とお答えしたいところですが、
まずはリブロの管理画面が利用できる環境についてご説明すると、第一の条件は「インターネットに接続できること」ということが挙がります。

リブロはインターネットを利用したASP(Application Service Provider)サービスとして皆様にご利用頂いており、
基本的にはインターネットを開くことができるブラウザ上であれば、どのブラウザを利用しても管理画面にアクセスすることが出来ます。

※ASPとは
インターネットなどのネットワークを経由して遠隔地からサーバーにアクセスすることで各種アプリケーションの機能をサービスとして利用することです。
リブロもこの形式を用いてサービスの提供を行っております。
導入する時に自社でシステムを構築したり、バックアップの用意をしたりすることなく、スムーズに開始していただける仕組みです。

そのため、リブロ管理画面での作業はオンライン上で行い、保存することが可能ですので
PC環境を選ぶことはございません。

例えば、フランチャイズ加盟店様がご利用される指定PCでも作業できますし、
外出先でご利用頂く場合はノートPCなどからも作業をすることができます。

しかしながら、管理画面上での正確な動作を確保するという点においては
お使いのブラウザを最新バージョンのものに保っていただく事をおすすめしております。

また、同様にエンドユーザーが見るホームページも、どのブラウザでも確認することが可能です。
※設置しているタグ、javaScriptなどのバージョンによっては古いブラウザでは上手く動作しない事があります。

ブラウザってなんですか?

ホームページの表示がおかしい、思ったように登録されていないなどの症状が起きた場合、
多くの場合が不具合やシステムのエラーではなく「ブラウザ固有の現象に対応していない」ことが挙げられます。
ネットが壊れた!ホームページがおかしい!
が全てエラーによるものではないので、どこに原因があるのか探る必要があるのです。

それを確かめるべく、お使いのブラウザについてお聞きすることがありますが
ブラウザ?と疑問を浮かべられる方も多くいらっしゃいます。

ブラウザはインターネットを見る時に使うツールです。
英語の「browse」から来ているもので、パソコンを購入したりスマホを購入した時に最初から1つは入っています。
これを使ってインターネットを見ることができるのですね。

ブラウザではよく見るページを「お気に入り」としてブックマークしたり「閲覧履歴」を活用したりすることができます。
種類もいくつかあり、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズすることもできます。

ここからは、日常的にインターネットを見る時に使うツールである「ブラウザ」の代表格を見てみましょう。

Google Chrome

Chrome
グーグルクローム
青い丸の外側に、緑・赤・黄色の3色が巻き付くようなデザインのアイコンです。
Googleアカウントで同期させ、パソコンとスマホで同じブックマークやパスワードを管理したり、音声検索や画像検索などよく知られた機能が多く備わっています。
シェア率も高く、拡張機能や連携アプリが揃っていてカスタマイズもしやすいですね。

Internet Explorer

Chrome
通称IE
水色で「e」のマークがアイコンになっています。
日本でとても多く使われているブラウザではありますが、とてもクセが強いため制作部門にとっては強敵ブラウザです。
現在の最新バージョンはIE11ですが
ちなみにIEのバージョン11よりも下のものはすでにサポートが切れていますので利用はオススメしません。

Firefox

Chrome
青い丸に赤い狐のようなシルエットが巻き付いているアイコンです。
Chromeと同じようにアドオンと呼ばれる拡張機能があり、カスタマイズをすることができます。
また、広告対策が強化されているブラウザでもありポップアップ系やモーダルウィンドウ系の広告を自動で表示しないようにする設定がデフォルトでONになっているのも特徴です。

Microsoft Edge

マイクロソフト エッジ
WIN10に標準装備されているブラウザで、今後サポートが終了していくIEの後継となるものです。
IEよりも濃い青でちょっと角ばった「e」のマークがアイコンになっています。
フラットデザインを採用しており見やすく、ブラウザ上に手書きメモを書けたり切り取ったりすることが出来る便利機能がついています。
また、後ほど出てきますが、2018年にレンダリングエンジンをChromeと同じものへ移行するとの発表がありました。

Safari

Chrome
サファリ
iPhoneにデフォルトで入っているブラウザ、といえば分かりやすいでしょうか。
ちょっとWindowsのパソコンと相性が悪かったりするのですが、デザインを正確に表現したりする高機能なブラウザです。

Opera

Chrome
オペラ
タブ切り替え型のブラウザで、デスクトップ版には広告のブロック機能を内蔵するなど独自のスタイルがある老舗ブラウザ。
ブックマークがサムネイルと共に管理できたりと昔からのファンも多いですが、2016年に中国の企業の参加に入ることになりました。
評判の良くない企業(奇虎360)だったので日本ではOpera離れが進むことに・・・。

Vivaldi

Chrome
ヴィヴァルディ
元々Operaを作っていたノルウェーの創業者が開発しました。
2015年にできたブラウザなのでまだ若いですね。
しかしながら、Chromeの拡張機能がそのまま使えたりブックマークを引き継げたりと便利な点が沢山。
しかも一番の注目点は「メモリを消費しない」ということ。
メモリが節約できれば何が良いって、同時に他のアプリを立ち上げたときの動作を妨げないわけです。
動作が重くならずにサクサク動く快適性は重要です。

IEで表示が崩れるんですけど!!

WordPressをご利用いただいている場合、もしくはご自分でページにデザインを入れた(CSSを利用した)場合によくいただく質問です。

正直に申し上げて、IEのブラウザはマイクロソフト側からもEdgeへの移行がオススメされているブラウザです。
Windows10を購入した場合、もともと備わっているブラウザはEdgeとIEですが、IEの利用が多いWin7のサポートが2020年に終了します。
そのため、遅かれ早かれIE自体のサポートも行われなくなることでしょう。

ちなみに、もし使用しているIEのバージョンが2018年現在で11より下のIE9、IE10などであった場合
セキュリティ更新のサポートがすでに切れていますので使い続けることはおすすめできません。

そしてこのようにバージョンが古いままブラウザを使用していると「オシャレなエフェクトを見つけたから、真似してみたい!」
ということでサイトに入れてみたものの、上手く動かずに「なぜ?」となるのですね。

Edgeならまだしも・・・IE対応とは!?
EdgeもIE11も昔に比べてマシにはなりましたが独特かつバグが多いため、扱いが難しくなります。
また、対応や開発に少々のお時間とコストを余分に頂く場合もありますのでご容赦ください。

もちろん、色々なブラウザで表示できることを事前に確認していますが
スムーズにご利用いただくことを考えるのであれば

  • Chrome
  • Firefox
  • Safari

このあたりがおすすめでしょうか。
これからはかつてのOperaのようにヴィヴァルディも食い込んでくるかもと個人的に思ったりします。
それでも、不動産業界のIE利用率の高さは驚きます。
使っている入力ソフトなどがIEにしか対応していない場合などは、IEを使わなければならないのでジレンマです。

ちなみに、世界的なブラウザシェア率だと以下のようになるそうですよ。

  1. Chrome69.0・・・47%
  2. Chrome70.0・・・8.68%
  3. Firefox62.0・・・6.02%
  4. IE11.0・・・5.27%

参照:StatCounter、ウェブレッジ https://webrage.jp/othersdl/share_databook/

半数がGoogleなんですね、驚きです。
もう少しFirefoxのシェアが高いかなと思っていたのですが、意外な結果だと思います。

マイクロソフト、EdgeにChromium(Blink)を導入

このニュースを聞いて「よっしゃ!」と思った方も少なくないはず。
IEの後継ブラウザとしてEdgeをリリースしたものの、データを読み込み表示する(レンダリング)エンジンにChromeと同じものを採用することになったと発表がありました。

これに伴いChromeでの表示に最適化されていたホームページがEdgeだとなんだか崩れた!?の問題を解決出来るようになると、WEB制作界隈では明るいニュースとして取り扱われています。
開発・制作をする側から見ると、対応する形式が少なくなればその分かかる時間も減ります。
コスト減につながるでしょうし、スムーズな対応が出来るようにもなるのです。
もちろん、これからもチェックは必要ですが少なくともEdge独自の仕様で起きていた問題は少なくなることでしょう。

こうしたマイクロソフトの動向に対し、同じくブラウザである「Firefox」(狐のあれです)を運用しているMozillaは「Googleの独占になるのでは」、と批判する記事を出していましたね。
ブラウザの多様性という観点からは確かに独自仕様が強かったマイクロソフト系(EdgeやIE)が統一されていくことはマイナスなのかもしれませんが、ブラウザを構成する仕組みがChromiumになったところでEdgeとしてのブランドがなくなるわけではないので、Googleのユーザーが増えるわけではなく・・・
利用者から見ると、いちいち「あ、Edgeじゃ動かないのか」とブラウザを切り替える手間が減るので便利になるのでは、
とも思ったりするのですが、いかがでしょうか。

用途によってブラウザを使い分ける

クラッシュしないブラウザ
ということで、例えば、色々なブラウザでホームページがどう表示されるのかを確認したい場合は
レンダリングにBlinkを利用しているChrome、ヴィヴァルディ、Operaなどの系統、
Geckoというレンダリングエンジンを利用するFirefox、WebKitのSafariなどと表示に使う仕組みがバラバラのもので確認するのが良いでしょう。。
これは、利用している仕組みが違えば起こるバグであったり特徴も変わるためです。
しかしながら、単純に日常の業務で利用したりプライベートでの利用であるならば、
表示速度や拡張機能など使い勝手の好みに応じて好きなブラウザを使って良いと思います。

そして、弊社のリブロはどのブラウザからも利用することができますが
基本的な開発環境はFirefoxとChromeをベースにしています。
そのため、現在のIEやEdgeでは特にホームページに入れ込むデザインのエフェクト部分で予測しない挙動をする場合がありますが、確認次第対応しております。
※ブログの入力やページの作成機能は動作確認済みなのでご安心ください。

使い慣れたものでもいいですし、これを機に新しいものを使ってみるというのも良いと思いますよ。
かく言う私は、しばらくヴィヴァルディを利用しそうです・・・キャプチャも簡単に取れますし!

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