~第二弾~IT業界におけるカタカナ英語の小話をひとつ。あるいはビジネス用語かもしれない。

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WEB担当者のつぶやき

以前の記事でも、カタカナ・ビジネス用語をいくつかご紹介しました。

前回ご紹介したものだけでも「初めて聞いた」「どういう意味?」
という用語がたくさんあった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はまだまだたくさんあるカタカナ・ビジネス用語。
なので今回もまたご紹介したと思います。

カタカナ英語を使っていると、なんとなくかっこいいイメージも少しあるかもしれませんが
乱用してしまうと変な感じになってしまうこともあるので注意してくださいね。
まさに「ルー語」になりかねません。。

今回も新たに「そういう意味だったのか」という用語が見つかるかもしれません。

クロージング

顧客と契約を結ぶ、購入の決断など顧客に対して結論を求める段階。
またその決断をさせることという意味があります。

「今日訪問する○○会社の案件、クロージングかけよう」

ディテール

細部・詳細、全体に対する細部という意味合いの言葉です。
そのものが小さいということではなく、全体の中の細かい部分ということです。

「この企画はデティールにまでこだわっていてとても良い」

また、良い意味とは反対に「ディテールが荒い」なんて使い方をすることも。

バッファ

バッファは元々英語で「緩衝」という意味の言葉です。
IT用語ではパソコンに一時的にデータを記憶させる領域という意味で使われ始めました。
現在も上記の意味合いで使われることもありますが、ビジネス用語としては少し違う意味を持っています。

ビジネス用語では「余裕」「余力」「予備」という意味で使われます。

「スケジュールにバッファを持たせよう」
「バッファを含めた金額で見積を作成する」

フレキシブル

「flexible」という英単語は「flex:曲げる・融通のきく」と「able:~ができる」の2つの単語から成り立っています。
2つが合わさって、柔軟性がある・融通のきくさまという意味があります。

「フレキシブルな対応が必要になる」

リソース

リソースは英語では資源・財産という意味があります。
カタカナ・ビジネス語で利用されるリソースには
経営に必要なヒト・モノ・カネを指す経営資源のことを意味します。

また、ITの場ではパソコンなどのメモリ・CPUを指すこともあります。

「事業を拡大させるにはリソースを確保しなければいけない」

エビデンス

エビデンスは証拠・根拠という意味で使われます。
発言や注文、また打ち合わせなどの記録・議事録として残しておく文書やメールのことを指す場合も多いです。
いずれにしても証拠という意味合いには変わらないようです。

「その話のエビデンスは?」
「打ち合わせ内容のエビデンスを残しておいてね」

リテラシー

英語の意味では文章を読み書きする能力のことを指しますが
日本語が意味するリテラシーは読み書きに限らず、理解力・活用力・その分野での応用力のことです。

「佐藤さんはリテラシーが高い」

リテラシーが高い・低い、または、ある・ない
という使い方をします。

サマリー

まとめ・要約・概要という意味合いで使われます。
データや長い文章を要約したり集計したりすることを指します。

「会議のサマリーを提出してね」

アライアンス

アライアンスは英語の意味で同盟・提携・連合という意味があります。
ビジネスの場でも提携・協業の意味合いで使われます。
企業がお互いに協力して事業を進め、お互いに利益が出るように協力体制を結ぶこと。

「アライアンスを結ぶ」
「アライアンス先の拡大を進めていく」

NR

NRは「No Return(ノーリターン)」の略称で外出先からそのまま自宅に帰宅すること。直帰。
英語の意味としては「返品不可」という意味合いなので海外では通用しないそうです。

「今日田中さんNRです」

フェーズ

フェーズは段階・局面という意味があります。
作業やプロジェクトなど物事が変化・発展していく過程を表す時に使われます。

「このプロジェクトは次のフェーズに移行しました」

ブレスト

ブレストは「ブレーンストーミング」の略で、何か一つの議題・テーマに対して
複数の人が自由にアイディアを出し合いそれぞれの連鎖や発想を導き出す会議の方法です。
発想を高め、問題解決や施策・戦略、新しいアイディアを導きだすことを目的に行われます。

「今日の会議はブレストで進めるよ」

また、ブレストは自由にアイディアを出し合いどんな意見も否定しない、
たくさんの意見を出すこと、その場で結論を出さないということがルールとされています。

マネタイズ

元々は「貨幣を鋳造する」という意味で使われていましたが
今はIT業界でビジネス用語として、無料のインターネットサービスから収益をあげる、という意味で使われます。

「このサイトは今後どんな方法でマネタイズしていこうか」

ブラッシュアップ

ブラッシュアップは英語の「Brush Up」からきている言葉で
ビジネスでは、さらによくする磨きをかける・質を高める・上達する、という意味合いで使います。
会議の場面などでよく使われます。

「この企画もう少しブラッシュアップしてみよう」

アジェンダ

アジェンダは、予定表や計画、議題・議事日程という意味で使われます。
議題を記した書類をアジェンダと呼ぶこともあります。

「会議のアジェンダを事前に共有する」
「アジェンダを配布する」

こんなにあるのか、カタカナ・ビジネス用語

いかがでしたでしょうか。
なんとなく聞いたことある言葉やまた新しく聞いた言葉もあると思います。

あえてカタカナ英語を使わなくても、日本語で話せばいいのでは?
なんて思うことも無きにしも非ずですが・・・
カタカナ英語はまだまだありますし、様々な場面で使われているので覚えておいても良いかもしれないですね。

また新入社員の方など、言葉の意味を覚えるためにも
こんなビジネス用語もあるんだ、と思って読んでみてくださいね。

社内では意味が通じるのでカタカナ英語を使用していても
顧客との会話では通じない・・・という場面もあると思います。
なのでビジネスで使われている言葉とはいえ使い過ぎには注意ですね。

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